その昔、エルゴノミックス、人間工学に基づいたキーボードと言うのが相次いで発売された時期があり、従来の長方形のキーボードではなく一見見た目では、曲がったり湾曲したりしてキーを打ち辛そうと思える様なキーボードが実は使ってみると、打ちやすくそして長時間打ち続けても腕や肩首に感じる疲れが従来とは違って感じる事で、本当はこの形状の方が人間にとっては負担が少ないんだなと言う事を実感しました。
ですが最近では殆どそう言ったキーボードは新規にリリースされる様な事は殆どなくなっていたのですが、今回は久々に見つけた手首の超優しそうなキーボード「The Keyboardio Model 100」をご紹介致します。
親指ファンクションのキーボード
今回紹介する「The Keyboardio Model 100」には原型モデルのModel01と言うキーボードが既に市販されており、基本的な形状及びキー配置はModel01をそのまま受け継いでいます。
そしてこのキーボードの特徴として親指で特殊キーを押すようにデフォルトではなっている事です。
特に卵型をしたファンクションキーは親指をファンクションキーに乗せた状態で後の4本の指でキーを自由に押さえる事ができますので、楽に操作する事ができます。
更に親指でCTRL,SHIFTと言ったキーを押さえる様になっているのですが、これも小指で押さえるよりも使ってみると分かりますが、他のキーとの同時押しがすごく簡単かつスムーズに押す事ができるだけでなく腕の動きが本当に少なくて済む様に、キー入力のスピードを減速させない様によく考えられています。
またファクションキーの中にはメディアコントロールの他、キーボードでマウスも動かせる様になっていますので、PhotoshopやIllustratorでアンカーを1ポイント、2ポント動かすと言った作業はとても楽に出来ます。
手のポジションによって角度を自在に変えられるキーボードスタンド
そしてこの「The Keyboardio Model 100」に進化して大きく変わったのはキーボードスタンドが付属した事です。
ヒトデの様な形をしたキーボードスタンドはボールジョイントによって自由に角度をつけられる様になっており、肘やキーボードの位置関係によって手首に1番楽なポジションを取る事ができます。
具体的に言えば通常のストレートなキーボードですと脇を締めた状態で手首も外に開いた様な形でしか打てず実際にこの角度って腕や手首、指に対して非常に高い負担をかけているのですが、ハの字に左右それぞれのキーボードを配置する事で脇を開いた楽な姿勢を取る事ができるだけでなく、ボールを両手に持っている様な状態でキーボードが打て、手首の回旋角度も浅くて済む事から腕や手首、指への負担もグッと減ります。
ゲーミングキー採用
またこの「The Keyboardio Model 100」ではCherryMX互換のKailhキー、白軸、サイレント茶軸、サイレントピンク軸の3つから選択できる様になっている他、CherryMXキーをはじめ多くのお気に入りの互換キーに換装する事も可能です。
更にキーの打ち間違いを減らす為にEnterキーやTabキー等は他のキーよりも少し高くなっている等も工夫が施されていますので、ゲーミングキーボードとして採用するのもアリかもしれません。
そしてキー配置に関しても専用のアプリケーションで簡単に入れ替える事ができる様になっていますので、ここも自由にカスタマイズできますし、キーのバックライト等の色や点灯パターンなどもここで自由に指定できる様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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