停電に備えてポータブルバッテリーを備えておこうかと言う方が増えたのか、アウトドアで家電製品を使う需要が増えたのか、パワー半導体の性能向上が大きく影響しているのか最近ではポータブルバッテリーの種類も非常に増えております。
ただポータブルバッテリーは高容量で電化製品が使える反面、一度に流せる電力とバッテリー容量が高く・大きくなればなるほど価格も比例して当然のことながら高くなりますので、いざ購入すると言った段階でどう言った目的で使うのか、何をこのポータブルバッテリーで使うのか、と言った所が大きく影響して来ます。
そこで今回は、エネルギー単価が非常に安いのにもかかわらず高出力と言うまさに理想的なポータブルバッテリー「Fremo X700」をご紹介致します。
合計出力最大1000W
今回紹介する「Fremo X700」には X700 Proと言うバージョンがあり、バッテリー容量は同じなのですがノーマルのX700の合計最大出力は600Wで、X700 Proが1000Wになります。
つまり炊飯器や電気ポット、電子レンジを500Wで温めるなんて使い方をするなんて、停電で一時的に冷蔵庫を冷やすと言った場合はどちらのタイプでも問題ありませんが、600W以上で電子レンジで温めたり、ホットプレートを使って料理をしたりすると言った際にはX700は出力が600Wしかないので使えないと言う事になります。
ですからみなさんが想像するシチュエーションによってどちらかを選択する必要がありますし、自分の使い方としてはどちらを選んでもオーバースペックだけどいざと言う時の為にちょっと使う家電製品が増えても構わないと言う様な場合はやはり1000W出力のX700 Proの方がオススメで、ACポートは2ポートあり、コンセントソケットの形状でUS、AU、 UK 、EUの4タイプがラインアップされています。
USB出力は6ポート
そしてAchieveポートは2ポートなのに対してUSB-Cポートはトータル6ポートありUSB-CはUSB-C PDに対応した最大出力20Wと100Wのポートをそれぞれ1ポートずつ備えています。
更にUSBポートは4ポート備えそれぞれ最大出力18W(5V/3A、9V/2A、12V/1.5A)の出力性能をそなえています。
また最大出力100Wのシガープラグを3ポートも備えており、車載用の調理器具と言った様なものをアウトドアで使用する事もできますし、ノートPCの充電も行えます。
脱着可能な250ルーメンLEDライト
そしてこう言ったポータブルバッテリーには暗闇で充電する事も想定してLEDライトを備えている場合が多く、この「Fremo X700」にも脱着可能なバッテリー搭載で最大250分連続点灯させる事ができるLEDライトが内蔵されており、何とLEDライトが脱着できると言った部分が何とも目新しく斬新で使い易いなと言う印象を与えます。
またバッテリー容量は662Whとそんなに大容量ではなく、アウトドアでほんの1〜2工程を電子レンジで調理したり、停電で冷蔵庫だけはとりあえず冷やすと言った様な使い方に向いたバッテリーですが、ポータブルで折り畳み式のソーラーパネルもオプションで用意されていたり初めからセットになったものもラインナップされています。
またバッテリーにはよく使われているリチウムイオンやチリウムポリマー電池ではなく耐衝撃性や耐環境性に優れた “LiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン)”が使われており、手が滑って落としてしまってもバッテリーが衝撃で破損して簡単には発火したりしないと言うのが魅力的な所ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/fremo/fremo-x700-worlds-smallest-1000w-lifepo4-power-station
この記事へのコメントはありません。