最近は夏が近づくと熱中症を防止する為に盛んにメディアでも水分を小まめに摂取する様に呼びかけたりしますが、1日に一体どれくらいの水分摂取が必要なのかみなさんはご存じでしょうか?
よく1日に2L程度の水分補給は必要と言う事をよく見聞きされるかと思いますが、実際には体重kgに43.6と言う数字をかけた量が1日に最低でも摂取する水分量となります。
例えば体重が50kgの方ですと50×43.6=2,180mLとなり、約2.2Lの水分摂取が必要で、体重65kgになると65×43.6=2,834mLとなり約2.9L、つまり3L程度の水分摂取が必要となり、体重が増えれば増えるほど摂取が必要な水分量は増えて行きます。
そしてその水分摂取を管理するウォーターボトルがいくつも市販さてれいるのですが、一番問題なのが実際に飲んだのか、それとも飲まずに違う用途に使ったのか、流したのかの判別がつかない事です。
一般的なこう言う摂取量を管理するウォーターボトルでは、パイプ(ストロー)内を流れた液体の量を流量計で計測するか、重量を計測する事で減った分の重量を摂取した水分量として積算するか、ボトル内の水面の高さをレーザーセンサーや水位センサーなどで計測して減った分の水分量を積算するのが従来の方式で、これだと実際に口に含んで飲んだのか、それともドリンクを入れ替える為に捨てたのかと言う区別をつける事ができず、リアルな摂取量と言うのは計測できていませんでした。
そこで今回紹介する「Hydrade」は複数のセンサーを組み合わせる事でリアルに摂取した水分だけをカウントする様にした世界初の水分摂取管理ウォーターボトルです。
2つのセンサーで飲料量を正確に把握
この「Hydrade」には9軸センサー(加速度3軸+ジャイロ3軸+コンパス3軸)と近接センサー(距離を計測するセンサー)の2種類のセンサーが内蔵されています。
そしてこの2つのセンサーのそれぞの役目は、ボトルの口付近に内蔵あれた近接センサーは、ボトル内の液体までの距離を計測して飲用した水分量を算出し、9軸センサーはボトルの動きを監視してボトルを口につけて傾けて飲んでいるのか、それとも中の液体を流しているのかと言う事を判断します。
そしてその判断の仕方が絶妙で、例えばボトルに入ったドリンクを飲む時は口にまずボトルの口を当ててから底の方を持ち上げてボトルの中のドリンクを口の中に流し込みますので、ボトルの移動はボトル口を軸に底が上がって行くと言う移動になりますが、ボトル内のドリンクを流すと言った場合は、ボトルを持っている手を軸としてボトルを傾けてドリンクを流しますので明らかに飲む時とはボトルの動きに差ができ、その差をアルゴリズムで判別しているのですから、なかなかよく考えられています。
屋外使用なら自ら自動充電
そしてその摂取した水分量はBluetoothにてペアリングされたスマートフォンや、AppleWatchを始めとするスマートウォッチでもリアルタイムに見る事ができますが、問題になるのはバッテリーです。
他のガジェットなら自宅に帰宅後すぐに充電すると言う事ができますが、ウォーターボトルの場合、まず洗ってから乾かし、それからでないと充電はできません。その為にバッテリーは5日間持つ程度のバッテリーが搭載されているのですが、この「Hydrade」にはソーラーパネルが内蔵されており、日中に屋外に置いておくなら自然に充電されると言うオマケ付きです。
また、バッテリー残量はアプリからも少なくなれば通知されますのでバッテリー切れで計測できていなかったと言う事はありませんので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/bazaarian/hydrade-solar-powered-bluetooth-smart-water-bottle
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