キャッシュレス世界においてもう昔の様なお札や硬化、カードがたくさん入る様な財布はもう必要なく、非常時のために数枚のお札ないし硬貨、そしていつも支払いに使っているクレジットカードやICカード、キャッシュカード等が入るカードケースがあれば十分事足りますので、今や財布を買いに行くと財布と同等数のカードケースがたくさん陳列されています。
ただこのカードケース、すぐにカードを取り出せて支払えるタイプのものはカードが引き出しやすい分、傾けたり逆さ向けたりした時に抜け落ちやすく、逆に抜け落ち辛くしたものは今度はカードが抜き辛いか、目的のカードを探し辛くなっており、もの取り出し易く落とし辛いと言う要求は相反するものだったのですが、今回紹介するカードケース「Groove Wallet」が見事にその問題を解決してくれています。
スワイプ・アップ
今回紹介するカードケースはカードケースの片面が上下にスライドする形状となっており、スワイプ・アップ(上に滑らせながら上げて戻す)する事で事で何とカードが飛び出して来るだけでなく、カードが段差をつけて飛び出て来ますので、目的のカードが見つけ易いだけでなくカードを指でつまんで取り出し易くなっています。
この「Groove Wallet」と同じ様な形状のカードケースの多くはプルタブを引っぱり上げる事でカードを段差にして飛び出させているものが多いのですが、プルタブ方式は両手を使わなければカードを取り出せませんがこの「Groove Wallet」は片手でカードを飛び出させる所までオペレーションが行えますので、片手で荷物を持っている様な状態でレジに並んでいる様な時も素早く支払いを済ませる事ができます。
かぎ爪の様なセキュアロック
次に取り出し易いカードケースは、カードが抜け落ちやすいと言うデメリットについては、ケースの両端にかぎ爪の様なセキュアロックを取り付ける事で解決しています。
このセキュアロックは、カードをスワイプして押し出す際にはカードが飛び出る事で外側に押し出されて開く様になっており、カードの取り出しに影響しないだけでなく、カードが出ている状態ではカードを両端から挟み込む様になっておりカードが出た状態での落下や、カードが自然にケース内に戻るのを防いでロックしています。
またカードをケース内に戻した際にはスプリングの力によってセキュアロックは元の位置に戻り、カードの両端をガッチリとホールドするので、カードが落下する事はありません。
非常時の現金はマネークリップ
また「Groove Wallet」にはクレジットカードもICカードもQRコード決済も使えない、リアルに現金しか使えない時の為にお札を挟んでおけるマネークリップを装備していますが硬貨は残念ながら収納する事はできませんので、自販機利用を利用される方は別途、小銭入れを持つ必要があります。
またカードの収納能力は最大6枚で、カラーはブラックとガンメタルで、アルミにマグネシウム(Mg)とシリコン(Si)を添加したA6063を使う事で機械っぽさがよく出ているカードケースになっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/groovelife/the-groove-wallet
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