真空パックの1番の利点は酸化による食物の劣化を遅くする事ができる事です。
食物は酸素と触れる事で酸化が進み傷んで行きますので、その酸素をシャットアウトする事で酸化を遅れさせる事ができるのですが、そう言う時、密閉容器では若干空気が残ってしまいその残った空気に含まれる酸素によって酸化が真空パックよりは進みますので、よりフレッシュな状態を保ちたいと思うのであれば、真空パックの方が良いと言う事になります。
ただその真空パック機ですが、問題はすぐに真空パックできない所です。一般的に家電量販店や通販で販売されている真空パック機は出しっぱなしにするにはiPadよりも大きいですし、棚などから取り出して来てコンセントに差して作業するとしても、結構この手間って面倒だったりします。
そこで今回はハンディータイプでいつでもどこでも使える真空パック機「Desiwind」をご紹介致します。
真空容器やジッパータイプの真空袋に対応
まずハンディータイプの真空パック機では、真空容器(コンテナ)や排気弁を備えた真空パックの中の空気を抜いて真空状態にするのですが、1番困るのは弁の形状によって空気が吸えないと言うより、真空パック機と真空容器や真空パックが密着できずに真空パック機で空気を吸っても吸っても隙間から流れ込む事が多く、これが1番、ハンディータイプの真空パック機を選ぶ際のポイントになって来ます。
では今回紹介する「Desiwind」はと言うと大きなシリコン製の吸盤の中に吸気口があり、吸盤をギュッと押しつける事で容器と「Desiwind」との隙間を無くす事ができる様になっていますので、市場に出回っている容器やパックの99%はこの「Desiwind」で問題なく真空にする事ができます。
シール機能
次にこの「Desiwind」には封をするシール機能があります。
シール機は袋に熱を加え熱を加えた部分を溶かして接着するのですが、シール機能がついていると食べ残した菓子袋やパック入りの食材(ソーセージなど)を再び密閉できる事で酸化を防ぐ事ができます。
そしてこの「Desiwind」のシール機能が100円均一ショップで販売されている様なシール機と大きく違うのは、厚みのある真空パック用の専用の袋のシールができると言う所で、100円均一ショップのシール機ではせいぜい菓子袋の様な厚みの薄い素材しか密閉する事しか出来ませんが、この「Desiwind」であればソーセージの袋の様な厚みのある袋も閉じる事ができますので、ある意味万能と言えます。
またカット機能もある為、なかなか空け辛いパックや、真空パックされた袋などを空ける際には便利です。
真空パックの真空が可能
そしてこの「Desiwind」の1番注目すべき機能は、真空パックを真空化する事ができる事です。
真空にできる袋は通常、装置にセットするとまず空気を抜き、空気が抜けきった所で袋をシールして密閉します。
一方ハンディータイプの真空パックは真空にする事はできますが、空気を引いた後にシールする機能がないので、結果的に安価な真空パックを利用できず、高価な真空容器や、弁のついたジップロックの様な袋を利用するしか方法はありません。
ですがこの「Desiwind」では、まず真空パックの袋に食材を入れたあと、シールを行い密閉します。
そして「Desiwind」でシールした袋を挟む事で一時的に穴を空け、そこから空気を吸い出し、空気が抜けた後は空けた穴の部分をシールして塞いで真空状態を保ちますので、この「Desiwind」があれば大きな真空パック機はもう不要で、すぐに思い立てはすぐに真空パックにする事ができます。
また真空状態は3段階に調整できますので真空にして潰れて困る様な野菜などは真空度合いを緩めて真空にする事もできる様になっていますが、水分を含んだ料理や、真空にする事で水分が出て来る様なものはこの「Desiwind」では真空には出来ませんので注意が必要です。
ですがハンディータイプで市販の袋を使って真空に出来るのは時間がかかっても、機械を取り出して来てセットしてと言う手間を考えればとっても楽に素早く作業が行えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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