PC作業をしていただけなのに手首を痛めたなんて経験はみなさんにはありませんか?
物理の中に運動の第3法則と言うものがあり、物体Aが物体Bに力を加えると、必ずBもAに同じ大きさで反対向きの力を返しますと言う、作用・反作用と言う法則があります。
具体的な例を挙げると例えば壁を押してみて下さい。その時にビクとも動かない壁から逆に押し返されていると言った感覚を覚えると思いますが、これが作用反作用で、スイッチを押す際にも実際にはスイッチから押し返されており、その押し返された力がスイッチを押す指先ではなく手首に跳ね返って来て手首を痛め、手首に痛みを感じたり動かし辛さを感じる事を今回紹介するマウス「Elasto」を作っているチームでは呼んでいます。
そして、そのマウスクラッシュから手首を解放し、マウスクリック作業を楽にする究極のエルゴノミックマウスをご紹介致します。
マウスクラッシュ
みなさんが当たり前の様に使っているマウスですが、これって実際のところ人間に対して優しい道具とは言えません。何故なら手と言うのは掌が身体の全面に向いているのが順方向と言うか生理学的には正常な位置・向きで、マウスの上に手を置いてマウスを操作している姿勢と言うのは前腕を構成する橈骨(親指側)と尺骨(小指側)がクロスしている状態ですので、この状態を保持しているだけでも腕に対しては相当な負担です。
更にマウスクラッシュはマウスをクリックした時の衝撃が指に跳ね返るのではなく手首に跳ね返る事を差しており、その衝撃が蓄積する事で手首の痛みを覚えたり腱鞘炎の様な症状を引き起こしたりと言う事が起こります。
マイクロスイッチの位置を移動させただけで、マウスクラッシュから腕を保護
そしてこの「Elasto」ではそのマウスクラッシュから腕を保護する為にマイクロスイッチと呼ばれるスイッチをマウスの先端、クリックする指の直下にあったスイッチをマウスの上に手を乗せた時にちょうど指の付け根あたりの部分にまで移動させました。
そしてこのスイッチの移動だけでマウスをクリックした時に指先の下にはスイッチがありませんので指は完全にフリーで抜ける様になり、フリーで抜ける事でスイッチに当たる反動で引き起こされていた手首への負担が全くなくなりました。
しかも作用点を力点から離す事でより小さな力でマウスをクリック出来る様になりましたので、指や手への負担は激減していますので、クリック作業の多い方であれば、腕の怠さなども今まではとは違いずっと軽くなるはずです。
電池、バッテリー両方利用可能
そしてこの「Elasto」は使い勝手と言う意味でも優れており、単3電池1本で利用できる他、14500サイズの充電式リチウムイオン電池でも使用でき、バッテリーはマウスに差し込んだままの状態で充電が可能です。
またワイヤレスマウスなのですが、Bluetooth5.0 or 3.0に対応している他、2.4GHzの無線ドンクルも付属しておりBluetooth通信モジュールを搭載していないデスクトップパソコンでも利用可能になっています。
更に解像度も800,1200,1600dpiと3段階に変えられる様にもなっていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/elasto/elasto-click-lighter
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