みなさんはスマホで音楽を聴いたりする際にスマホのスピーカーの音を大きくしてくれる様なガジェットって使ってみられた事はありますか?
あれはただ単に拡散する音を収束させ、小さな穴から出力する事によって音が大きくなったかの様に思わせる反響板とでも言うべきデバイスですが、実際、お茶碗などにスマートフォンを差し込んでも音は大きくなります。
ただこう言ったデバイスは音は大きくなりますが、音を反射させる素材によっては中高音域の音がなくなってしまったり、低音域の音がなくなってしまったりと音質面では期待できないも事実です。
そこで今回は、置くだけでQiワイヤレス充電が行えるだけでなく、スマートフォンのスピーカーから出力される音を電子的に増幅して再生してくれる増幅スピーカー「BEATDROP」をご紹介致します。
ファラデーの法則を利用して音を増幅
ファラデーの法則は高校の物理で出て来る電磁誘導の法則ですので、フレミングの左手の法則は知っているけれどもファラデーって何!?と言う方も多くおられると思いますが、簡単に説明するとこの「BEATDROP」ではスマートフォンのスピーカーが作り出す磁界の変化を検出する事でスピーカーの音を増幅して「BEATDROP」のスピーカーから音を再生しています。
スピーカーと言うのは電磁コイルの中に磁石があり、その磁石はコーンと呼ばれる空気を振動させる振動板に繋がっています。そして電磁コイルにサウンド電流が流れる事で磁界が発生し、それに呼応する様にコーンについている永久磁石が反発したり引き寄せられたりする事でコーンが振動して音を発生します。
この時、「BEATDROP」の磁界を発生させるコイルと、その磁界を受ける側のコイルの間にスマートフォンのスピーカーが入る様に置く事で、スマートフォンのスピーカーと電磁コイルよって発生する磁界の変化を「BEATDROP」の受信側のコイルが読み取ると言う方式を取ってます。
つまりこのファラデーの法則を利用したスピーカーの音の増幅方法は周囲のノイズを一切拾わず純粋にスピーカーの音だけを拾う結果となるので、Bluetoothや有線で接続して再生したのと同じ様にクリアなサウンドを再生する事ができる他、面倒なペアリング作業やケーブルを接続すると言った手間がかからず、ただ置くだけで増幅再生してくれると言う手軽さがポイントです。
ただスマートフォンを支えるキノコの様な2つのポッチの間にスピーカーが来ない様なタブレット等はBluetooth接続もサポートしています。
ダブルコイルで縦横両方向で充電が可能
次にワイヤレス充電の方は、縦置き、横置きどちらでも充電できる様に2つのコイルを内蔵しており、充電しながら動画を見たり、もちろんzoomと言ったビデオチャットなども手軽に行えます。
またQiワイヤレス充電で最大15Wでの急速充電にも対応していますのでiPhoneなら最大で7.5Wでの充電が可能です。
また2500mAhとバッテリー容量は少ないものの、バッテリーを内蔵しておりUSB電源に接続していなくてもワイヤレス充電の他、USBケーブルを使い最大5Wでの有線による充電も可能となっています。
目覚まし時計
またこの「BEATDROP」には目覚まし時計としての機能も持っています。ですが殆どの方はスマホのアラームを使っておられるでしょうから、「BEATDROP」のアラームの出番は少ないかもしれませんが、ベッドサイドに置いておけば時刻の確認もできますしスマートフォンの充電も同時に出来ますし、「BEATDROP」でスマートフォンのアラーム音を増幅再生させれば、朝起きられない方も起きられる様になるかもしれませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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