車中泊にも便利なエアベッドですが、エアベッドの1つの難点は、ベッドを膨らませるのに時間がかかる事です。
空気を入れていなければコンパクトに折り畳めますので、車中泊など荷物の制限や空間の制限がある様な場所で心地よい寝床を確保すると言った点においてはエアベッドは最高の寝具なのですが、空気入れを内蔵したエアベッドの場合、空気を注入するのに結構時間がかかると言う問題と、乗ったままではエアベッドは膨らませないので、しっかりと膨らむまでは外で待っていなくてはなりません。
また、電動の空気入れの音も結構大きいので、真夜中に駐車場で膨らませると周囲で窓を少し開けた状態で車中泊されている様な方には迷惑をかけたりもします。
更にはエアベッドって寝心地はと言うとどちらかと言うと硬めのベッドなので車中泊の様なシチュエーションでは我慢できますが、常にエアベッドを使って寝るとなると話は別で、年に何回使うか分からないエアベッドに高いお金を支払うのも考えものです。
そこで今回は日常的にクッションとして使え、繋げればベッドにもなるエアクッション「MOTTRESS」をご紹介致します。
空気を入れなくても良いエアクッション
今回紹介する「MOTTRESS」の特徴的なところは、空気を入れなくても膨らむエアクッションだと言う事です。
え?空気を入れなくても膨らむ!?とハテナが頭の中を渦巻いた方も多いかと思いますが、よく寝具ショップやホームセンターなどでマットレスや布団、枕などを購入するとウレタンを使ったマットレスや枕は高圧縮されており、封を切るとビックリするくらい膨らみますが、あれと同じでこの「MOTTRESS」のエアバッグの中には高圧縮のリバウンドスポンジが入っています。
そしてバルブを開く事でバルブから空気が入り、スポンジの弾性によってクッションは膨らむので、この「MOTTRESS」においては空気を入れなくても勝手に膨らみ、完全に膨らむまでの所要時間はわずか3分でももちろん音も一切しません。
またこのクッション、バルブを完全に閉じれば100%膨らんだままなのですが、バルブを開けると、クッションに乗った時にその重さによってバルブからエアーが抜けてクッションが縮むので硬さや厚みを調整する事ができますし、バルブの開き具合によってもエアーの抜け率やスポンジの圧縮率は変わって来るので自分の好みの硬さにクッションを調整できるのがメリットです。
布団にも座布団にもクッションにも
そして「MOTTRESS」はジッパーによって一方向だけですが連結できる様になっており、1つでは薄っぺらな座布団と言うか四角いクッションですが、2つ繋げて椅子の上に置けば背もたれ付きのクッションの様に使えますし、2つ繋げた「MOTTRESS」を2つ、合計4つ並べれば人一人が寝られる簡易ベッドと言うか布団の様にも使えます。
また積み上げれば枕としても使えますし、もっとたくさん並べるとフロアクッションの様な使い方も出来ますし、もちろん車中泊のマットレスとしても使えますが、凸凹したシートの上に置く場合は下にコンパネ等を敷いて平らにするのが、寝心地を良くするポイントです。
またバルブの開閉具合によって硬さ、沈み込み具合を変える事が出来ますので、寝て見て硬いと思う様な場所のクッションのバルブを開ける事で足、お尻、背中など場所によって硬さを変える事ができ、寝心地の調整も出来ます。
丸めて圧縮してコンパクトに収納・携帯
そしてバルブを開放した状態で空気を抜きながら体重をかけて丸めて行く事でコンパクトに圧縮する事ができますので、収納にも場所を取りませんし、もちろん携帯するにも便利です。
そしてカバーは外せ洗える様になっているので、汚れても洗えないからと言う心配はせずとも子どもさんが食べ物やジュースを溢しても安心ですので、もし興味を持たれた方で詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/mogics/mottress-your-modular-and-mobile-bed
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