鉄製フライパンは重い上に扱い辛いと思っておられる方も多いのですが、焦げ付き防止加工されたフライパンの様に加熱し過ぎてコーティングが剥がれたり、使っている間に次第にコーティングが剥がれてくっついたり焦げ付いたりと言った事は、手入れをしっかりとしればありませので、言うなれば1つ鉄製フライパンを買えば買い換える事なくほぼ一生使い続ける事ができます。
ただどうしても洗った後に水に濡れていると錆びますのでシーズニングと言って油をフライパンに塗った後に加熱して保管したりと言った作業が必要となって来ますが、慣れれば意外と面倒じゃないなと思えて来ます。
ただ重さだけは慣れるかと言えば、やはり持って振れば重いので慣れる事はないでしょう。
ですが今回紹介するカーボンスチール製のフライパン「Misen Preseasoned Carbon Steel Pan」なら軽く扱いも簡単なのできっと気に入るはずです。
重さは同サイズの鉄製フライパンの40%
今回紹介する鉄製のフライパン「Misen Preseasoned Carbon Steel Pan」は鉄とは言ってもカーボンスチール(炭素鋼)と言う鉄と炭素から作られた合金を使って作られており、1番の特徴は軽い事で、「Misen Preseasoned Carbon Steel Pan」には10インチ(約26cm)と12インチ(約30cm)の2種類のフライパンがあるのですが、10インチの方は約1.5kg、12インチは約1.8kgと同サイズの鉄製フライパンの半分以下、40%程度の重さしかありません。
またこの「Misen Preseasoned Carbon Steel Pan」には既に市販されている同サイズのカーボンスチールを使ったフライパンがあるのですが、そのフライパンと比較しても10%ほど軽くなっており、より一層使い勝手が向上しています。
では何故、同じカーボンスチールを使い、同形状の前バージョンのフライパンよりも軽くなっているのかと言いますとフライパンの厚みが3.0mm→2.0mmと1.0mm薄くなっているからなのですが、薄くなっても熱伝導の均一さは変わっておらずこの「Misen Preseasoned Carbon Steel Pan」の特徴に1つである加熱ムラがないのはそのまま受け継がれています。
シーズニングがよりし易く
そして「Misen Preseasoned Carbon Steel Pan」では、シーズニングの仕方が”Misen Carbon Steel Pan”と大幅に変わっています。
”Misen Carbon Steel Pan”では洗って乾かした後に油をフライパンに塗って、200°に加熱したオーブンに1時間入れて焼くと言うのがシーズニングの方法でしたが、この「Misen Preseasoned Carbon Steel Pan」ではシーズングの仕方がフライパンを拭き上げた上に、フライパンを加熱しながら不要な布を使って油を煙りが上がるまで塗り込むだけなので、オーブンを使って1時間も焼く前バージョンよりもずっとずっと使い易くなっています。
またもし、シーズングを忘れてしまって焦げ付く様になっても大丈夫で、この「Misen Preseasoned Carbon Steel Pan」は、フライパンに油を塗り、シーズニングと同じ様に煙りが出るまで加熱するだけで焦げ付かないと言う機能は復活しますのでご安心下さい。
切り立ったエッジも健在
そして前のバージョンと変わったの軽さ・薄さ・シーズニングの仕方のみだけで、切り立ったエッジはそのまま引き継がれています。
最近でこそ四角いフライパンの様なものも登場していますが、フライパンの底と言うのは底から縁へかけてなだらかなカーブを描いており、縁の直径よりも底の直径は20%ほど短くなっていますのでそれだけ調理できる食材の量も減るのですが、この「Misen Preseasoned Carbon Steel Pan」はエッジは切り立ってはいますがその分、一般的なフライパンと比較して20%ほどは底の面積が広がっており、餃子なども同じサイズのフライパンと比較して10個程度は余計に並べられる様になっていて一度に多くの食材を調理できる様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/misenkitchen/misen-preseasoned-carbon-steel-pan
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