みなさんは自家用車で出かけた際にエンジンがかからない、いわゆるバッテリー上がりを経験された事はありませんか?
よくバッテリーは冬場に上がる(=充電不足になる)と思われている方が多いのですが、確かに気温が低いと鉛蓄電池内での化学反応が鈍くなりますので電力を作り出す能力も低下しますが実際には夏場のエアコンを使っている方がバッテリーは上がりやすいのです。
特に渋滞に巻き込まれたりしてノロノロ運転になっていると車内の電動ファンを回したり、エンジンルーム内のラジエターファンを回したりするのに電力を大量に消費する上にアイドリング状態でエンジン回転数が低いと発電能力も落ちるので、次第にバッテリー内の電力は失われて行き、パーキングエリアなどに立ち寄った際にエンジンを切った後、再びエンジンをかけようとしてもセルモーターを回すだけの電力も残っておらずバッテリーが上がると言う事が起こります。
そこで今回はバッテリー上がりの際にエンジンを始動させる事ができるジャンプスターターの機能も持った電動エアポンプ「Portable Air Pump」をご紹介致します。
車体重量がかかっていても平気なエアポンプ
今回紹介する電動エアポンプ「Portable Air Pump」の特徴として非常に電動ポンプのパワーが強い事が挙げられます。
以外と電動エアポンプを購入される際にこう言った能力を気にせず安いからと価格だけを見て購入される方がおらるのですが、実際に空気圧不足の時に車体をジャッキで上げてから空気を入れると言う方は少なく、タイヤが接地した状態、つまり車の重さがタイヤにかかった状態で空気を入れます。
そうなるとどう言う事が起こるのかと言えば、例えばギュッっと上から押さえつけたゴム風船に空気を入れようと思ってもなかなか入りませんが、何も圧力をかけなればスゥ〜っと膨らみます。
それと同じ様にタイヤも車の重みがかかっていなければ普通に空気は入って行きますが、車体の重さがかかっているとそれなりのパワーがモーターになければ膨らみません。
そう言う意味でこの「Portable Air Pump」はRV車の様な2トン近くある車重がかかかっていてもしっかりとタイヤに空気を送り込む能力を持っているので安心です。
また18インチクラスのタイヤでも、空気が完全に抜けた状態からたった5分で規定圧力まで空気を入れる事ができるパワーを持っています。
ジャンプスターターとしても動作
そしてこの「Portable Air Pump」はジャンプスターター(=バッテリーの上がってしまった車両のエンジンを始動させる為に必要な始動電流を供給する事ができるバッテリーのこと)としても機能する上、始動できる車両は12V車でガソリン車であれば排気量6.5L、ディーゼルで4.5Lですから相当大きな車でも始動させる事ができます。
つまりこの「Portable Air Pump」はエンジン始動とタイヤの空気圧不足2つに対応する事ができるので、これは是非、車両に1台乗せておくべきで、パンクの修理は出来ませんが、ゴールデウィークや夏休みと言った人出が多い時はJAFを呼んでもなかなか来てくれませんので、レジャーで遠出する様な際には保険にもなります。
エマージェンシーランプ
また「Portable Air Pump」にはLEDが内蔵されており、もし車が故障した際にハザードランプを点灯さえると一緒に「Portable Air Pump」を車両の天井に置き、エマージェンシーライトを点滅させておけば後方から来る車両への注意喚起にもなります。
更にUSB出力ポートを1ポート持っており、急速充電規格はQuickCharge3.0にしか対応していませんが、モバイルバッテリー的にも使える様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/oopump/portable-air-pump
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