最近のキャンプは一昔前とは様変わりし、ポータブル電源の普及で炊飯器やIH調理器、電子レンジや電気ポットと言った普段、家庭内で使っている電化製品が使えたり、火を使う調理器具でも特に進化したのがピザ窯です。
本格的なピザ釜は450〜500℃と言う非常に高い温度に釜を温めないといけませんので、従来は耐熱レンガを積み上げて釜を作っていたのですが、今ではポータブルな高温調理可能がピザ窯が非常に増えています。
ただ薪を使ってピザ窯の温度を上げますので、どうしても火力が上がるまでは臭う生ガスが出ますので、自宅に庭でこう言ったピザ釜を使うとご近所さんに臭いで迷惑をかけるので、なかなか自宅の庭やベランダで、週末にピザを焼いて楽しむと言う事もなかなか出来ません。
ですが今回紹介するピザ窯「Scorpio」でしたらプロパンも使えるので、臭いを気にせず自宅でも本格的なピザを楽しむ事ができます。
持ち運びに便利な組み立て式
ピザ窯の性質上、熱が逃げては窯内の温度が上がりませんので完璧な密閉構造にしなければいけません。その為に窯の部分を組み立て式にする事はできず、結果的にほぼ分離できる部分は出て来ず人が抱えて運ばなければいけない様なものがポータブルなものでも殆どですし、熱を蓄積するストーンテーブルなども含めると相当な重さになります。
そう言ったポータブルなピザ窯の中にあってこの「Scorpio」は足がちゃぶ台の様に折り畳み式になっていますので、折り畳むと高さが抑えられます。
また実際に火をたくボイラー部分と煙突部分が完全に分離できる様になっており、ハンドルもついている事から片手で持ち運べるだけでなく総重量も13kgと、ピザ窯としては非常に軽く作られているのが特徴です。
2種類の熱源
そしてこの「Scorpio」は熱源として薪とプロパンの2つの熱源を選ぶ事ができる特徴があります。
これは最初に薪仕様にするのかプロパン仕様にするのか選択するのではなく、どちらも使える様にボイラーとバーナーの2つが付属しており、シチュエーションに合わせて薪を使うか、プロパンを熱源に使うかを選択する事ができます。
ではどちらを使うかですが、キャンプ等ではプロパンのボンベを運ぶのが大変なのでキャンプでは薪を使い自宅ではプロパンを使うと言った使い分けがベストです。
またプロパンを使えば圧倒的な熱量でたった20分でナポリピザが焼ける450〜500℃まで窯内を加熱する事ができますので、自宅で使うならやはりプロパンがベストです。
回転テーブル
そしてこの「Scorpio」の特徴として回転テーブルを備えている事です。
特にこの「Scorpio」は熱源から放出された熱がダイレクトにピザに当たるので、熱源に近い方はすぐに焦げ、そして入口に近い方はそうではないと言った焼きムラが出て来ますので、普通はピザを窯内で回しながら焼きます。
ただ蓋を開けてピザを回すと言う作業をしてしまうと窯の温度が下がってしまうので、それも焼きムラに繋がります。
そこでこの「Scorpio」では外付けのモーターによってテーブルを2回転/分と言う超ゆっくりスピードで回しながら焼く事で焼きムラが出ない様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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