テレワークで仕事する機会が増え、今までオフィスでは30インチ近い大きさのディスプレイで作業をしていたのに、自宅ではノートPCになり、しかもディスプレイサイズは半分程度の15インチになって、デスクトップに資料をいくつも配置して作業するどろこか、テレワークでインターネット会議が増えてその分のウインドで更に資料を表示するスペースが少なくなり、仕事のし辛さを実感された方は多いと思います。
ただ最近は25インチ前後クラスですと解像度や色の再現性などを考えなければ1〜2万円代で購入する事ができますので、外付けモニターを利用すると言うのが1番ベストで、今回は何と2台のモニターを接続可能なUSB-Cマルチハブ「iVANKY」をご紹介致します。
HDMI+Mini DisplayPort
この「iVANKY」にはHDMIの他、Mini DisplayPortがそれぞれ1ポートずつあり、それぞれ最大4k@60Hzでの映像出力が可能となっており、MacBookのディスプレイと合わせると合計3画面と言う以上に贅沢と言うかとても作業しやすい環境を作れます。
ですからこの場合、インターネット会議の画面はMacBookに全画面表示で、他の2つのディスプレイに資料等を表示させれば、インターネット会議中にディスプレイを入れ替えてと言う手間を省く事ができます。
ところでここで、USB-Cマルチハブで、何故2台のディスプレイに違い映像を出力できるの?と思われた方は、かなりハードに精通された方に違いありません。
何故なら1つのUSB-Cポートは1つのビデオ信号しか流せないからです。
つまり2台ディスプレイを繋いだとしても2台とも4k@60Hz出力と言うのも当然できませんが、ミラーリングしかできないのです。
ですがこの「iVANKY」では2つのディスプレイに違う画面を表示できる、と言うのはこの「iVANKY」がMacBookのUSB-Cポートを2ポート使用するからで、その為にこの「iVANKY」のコネクタはUSB-Cコネクタが2ポート付いたコネクタになっており、そのコネクタピッチがMacBookサイズなので、実質的にこの「iVANKY」はMacBook専用となる訳なのです。
96W+18W出力
そしてこの「iVANKY」ではUSB-C PD(Power Deliver)出力では最大96Wでの給電が可能な上に”PD”と書かれたUSB-Cポートに接続されたデバイスは最大18Wで充電する事が可能になっています。
ここで何故、USB-Cで96W出力が確保できてPDA端末と書かれたUSB-Cでも18W出力が可能なの?と思われた方も、かなりのハード通です。
何故ならUSB-C PD(Power Deliver)は現状での最大出力は100Wで、100W出力のUSB-C PD対応電源を使ったとしても最大75W+18Wと言う出力しか分けられず同時充電で96W出力は無理なハズだからです。
ところがこの「iVANKY」では専用のACアダプタが付属いている為に96W+18Wと言うUSB-C PDの枠にとらわれない給電が可能なのです。
ただ「iVANKY」と変わらない大きさのACアダプタが付属している為に持ち歩くと言う点においては不便で、オフィスや自宅で固定して使用すると言うのが1番賢い使用方法です。
全ポート紹介
ではHDMIやMini DisplayPortの他に、この「iVANKY」にはどう言った機能、接続ポートが備わっているのかと言いますと、ギガビットのLAN端子、TYPE-AのUSB3.1端子×4、3.5mmイヤホンジャック、SD,microSDカードリーダー、USB-CのUSB3.1端子×1となっており、USB-Aが4ポートもありますのでプリンターやスキャナ、USBメモリ等同時にこの「iVANKY」1台に接続する事ができますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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