FPSゲーム等のゲームにおいて、キーボードやマウスと言った高速な入力デバイスや高性能なPCはもちろんのこと、ゲームフィルードを緻密に見渡せる高精細なディスプレイ、そしてスピーカーも重要なデバイスの1つで、フィールド上で動く見えない的の動きを察知する為には、音しかありませんし、どの方向、どれくらいの距離まで推測するのであれば、5.1chや7.1ch、空間オーディオと言った周囲360°から音が響いて来る様なスピーカーは必ず必須です。
またスピーカーでもヘッドホンでも音の遅延と言うのは、命取りで、トリガーが引かれ発射音が送れて鳴っていたのでは既に銃弾を身に受けていると言う事になりますから、遅延が少ない、遅延がないと言うのも非常に重要です。
そこで今回はあえて、遅延が必ず発生するワイヤレスイヤホンをゲーミング対応した「CYBERBLADE Earbuds」をご紹介致します。
ケースに搭載されたサウンドチップ
今回紹介するゲーミング・ワイヤレスイヤホン「CYBERBLADE Earbuds」では7.1chの空間オーディオが再生できるだけでなく、遅延時間が36msと驚異的に少ないのが1番のポイントで、これを実現しているのがケースに搭載された第3のサウンドチップです。
通常、Bluetoothによってイヤホンに飛ばされるサウンドデータはデジタル化された上で圧縮されていますので、圧縮を解凍した上でデジタルデータをアナログなサウンドに変換しなくてはいけません。
ただこれはただのステレオなら単一音源なので、アナログ復元するのも早いので、遅延もほぼ発生しないのですが、5.1chや7.1chと行ったサラウンド音源、空間オーディオになればデジタル化された来たサウンドデータをそれそれのスピーカー別に分け、更にその音をスピーカーの再生位置、向きなどから音を合成してイヤホンから出力しなくてはなりません。
そのため非常に処理能力の高いサウンドプロセッサを搭載しなければならないのですが、処理能力の高いプロセッサは電力消費も多い上にサイズも大きいのでイヤホンを大きくするか、機能を絞るのかと言った選択を要求されます。
そして結果的に機能を絞るのですが、この「CYBERBLADE Earbuds」では能力を落とさない為にイヤホンケースにサウンドチップを搭載し、PCからのサウンドデータはこのケースのチップによって処理する事でイヤホン本体の負担を減らし、結果的に連続再生時間6時間+遅延36msと言う驚異的な数字をたたき出しています。
Angry Miao ASE (Active Sound Enhancement)と3つのオーディオブースト
次にこの「CYBERBLADE Earbuds」では、HRTF ベースの仮想 7.1 アルゴリズム、スタジオ レベルの EQ および AGC アルゴリズム、ハイブリッド ANC (アクティブ ノイズ キャンセレーション)、Al ENC (環境ノイズ キャンセレーション)によって非常にリアルなオーディオ空間を作り出します。
さらにそれを”Gameing Booster”モードでは、遅延時間を最小の36msにすべく遅延時間をいかに遅くするかをメインに機能する様になっていますし、”Moving Booster”では遅延はあまり気にしなくて良いので、空間オーディオの忠実な再現にリソースを割く様に設定されています。
また”Music Booster”では、優れた音楽パフォーマンスのためのスタジオレベルの EQ、DRC、および AGC アルゴリズムより臨場感溢れるサウンドを再生します。
能力を最大限発揮できるケース
そしてケースはただ単純にサウンドチップを搭載しているだけではありません。
このケースそのものがUSBサウンドデバイスとなりPCやゲーム機と接続する事でUSBサウンドデバイスとなり、サウンドデータをUSB経由で高速で受信し、そしてサウンド処理してイヤホンに届けるため必要不可欠です。
もちろんイヤホン単体でもBluetoothイヤホンとして動作し、AACやSBSと言ったプロトコルにも対応していますが、やはりより良いサウンドで聴きたいと言うのであればUSB接続ですし、USBで接続すればPS5やNintendoSwitchでも迫力あるサウンドを体感しながらのプレイが可能となりますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。