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マウンテンバイクやロードバイクをたった30秒でe-bikeに変身させてしまう電動化ユニット「PikaBoost」

近場をほんの少し移動するのであれば普通の自転車でも良いのですが、こと長距離を移動すると言った場合、電動自転車は非常に楽です。
特にずっと上り坂が続いている様な道路を移動する様な場合に一度電動自転車で走ってみた後に、普通の自転車で走るとこんなにペダルの重さが違うものかと言う事を実感させられます。

ただシティーサイクルなら電動自転車の種類も豊富で選択肢も多いのですが、マウンテンバイクやロードバイクとなると殆ど選択肢がないのが実情です。

そこで今回はマウンテンバイクやロードバイクを超簡単に電動化してしまう電動化ユニット「PikaBoost」をご紹介致します。


工具不要でたった30秒で取付


既存の自転車を電動化する為のキットは既に様々なタイプが発売されています。
1つはタイヤにインホイールモーターを内蔵しタイヤ毎交換するタイプのキット、ペダルからリアタイヤへ繋がるチェーンを動かす為のモーターをペダルからリアタイヤまでのどこかに取り付けるタイプ、そして今回紹介する「PikaBoost」と同じ様にローラーを後輪に接触させてタイヤをダイレクトに回すタイプと様々な電動化キットが市販化されています。

その中でもこの「PikaBoost」の優位性は何と言っても脱着性の良さです。

この「PikaBoost」はサドルのパイプを使って固定するのですが、サドルのパイプに「PikaBoost」を差し込んだ後にダイヤルを回らなくまるまできつく回して締めるだけで固定でき、後は「PikaBoost」のローラーとリアタイヤが接触する様に「PikaBoost」を押し下げるだけで設置は完了です。

これなら複数台自転車を持っていても、簡単に付け替えて使用する事ができますし、バッテリー一体型のドライブユニットなので取り外して自宅内で充電できますので充電も非常に楽で困りません。


3つの走行モードとAAR制御


次に「PikaBoost」のコントロールですが、「PikaBoost」では最先端のAAR(Automatic Adaptive Rate)テクノロジーを採用しており、内蔵された加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサーや2つのスイッチングホイールセンサーによってタイヤの動き、自転車の動きと言うのをリニアに検出し、例えば”Cruise”モードでは漕ぎ出し時の加速やタイヤの回転を検出し漕ぎ出しアシストする他、漕ぐのを止めればその時点のスピードを維持して電動バイクの様に一定スピードで走行してくれますし、もちろんブレーキをかけた事も加速度センサーやホイールセンサーがリニアに検出して即時に出力をOFFにしますので安全に停止する事ができます。

また減速中のモーターに伝わる回転は回生エネルギーとしてちゃっかりと回収してバッテリーを充電する機能も搭載しています。

そして2つ目の”Roll”モードは上り坂だけをサポートする機能で、平地走行や下り坂はもちろん自力ですのでバッテリーはセーブされますし、もちろん平地走行時はペダルは若干重くなりますしが、タイヤから「PikaBoost」のローラーに伝わる回転を利用し、モーターで発電して内蔵のバッテリーを充電しますので走行距離はより伸ばす事ができます。

そして最後に3つに用意されている”Exercise”モードはアシストは一切ありません。これはただ走るエネルギーを使って延々と発電をしバッテリーを蓄電するモードなのですが、裏を返せば負荷を与えてトレーニングを行うと言うモードになっており、これはモードは簡単にスマートフォンから切り替える事ができます。


安全対策


更にマニュアルでモーターをコントロールしないこの「PikaBoost」では安全対策として、バランスを崩して倒れそうになる、倒れたと言う様な時は、瞬時にモーターを停止するだけでなくタイヤの回転を止めて身体がタイヤに巻き込まれてケガをしてしまう事を防ぎます。

また「PikaBoost」にはテールライトが内蔵されていますし、どこかに自転車を駐輪してと言う時は、ロック機能を使い事でスマホとBluetoothの電波が届かない距離まで移動すると自動的に「PikaBoost」のローラーをロックする事でリアタイヤが動かない様にし盗難を防ぐと言った機能も搭載されています。


交換できるバッテリー


そして最後にこの「PikaBoost」でめちゃめちゃ嬉しいのがバッテリーが自分で交換できる事です。
バッテリーは消耗品でいつかは性能が極端に劣化して使えなくなりますから、交換しなければなりませんが、この「PikaBoost」では安価な18650バッテリーなので安価にバッテリー交換も可能ですし、充電された18650バッテリーを予備として持ち歩けば、もしものバッテリー切れの時にバッテリーを入れ替えて再度、楽に移動できますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/566671869/livall-pikaboost

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