スイスのアーミーナイフを起源とするマルチツールは、1つの道具に様々な機能を持たせてる事で、幅広い作業を行う事ができます。
例えば金槌にドライバーの機能を加えれば釘を打てるだけでなくネジを締めたり外したりと言う事ができると言った感じで、非常に多くのマルチツールがこの世に存在します。

そんなマルチツールの世界に今まではなかったプライヤーに電動ドライバーと言う電動工具を組み込んだ非常に珍しいマルチツール「NexTool 13-in-1 Electric Multitool」をご紹介致します。

電動0.2N.m、手動3N.mの電動ドライバー

今回紹介するマルチツール「NexTool 13-in-1 Electric Multitool」は13の機能があり、その中の1つとして電動ドライバー機能があります。
この電動ドライバーモジュールはプライヤーの柄の中に組み込まれており、ビット式ドライバーが使えるのが1つのポイントで、マルチツールでドライバーの機能を持ったものは多いのですが、ドライバーサイズが決まっていますので、場合によっては細かなネジや特殊なネジを外したり締めたりすると言う事ができないのですが、ビットドライバーと言う事でビットを交換する事であらゆるネジを締めたり外したりする事ができます。

また電動ドライバーのトルクは0.2N.mとパワー的には非力ですこしきつく締め込まれたネジすら電動では回す事ができないのですが、手動で3N.mまで力をかける事ができますので、最初、手動で緩めてあげれば後は電動でネジを外せますし、締める場合も最後は手動で回して締め込めばほぼ問題ないレベルです。

更にこのツールでは柄の部分をプライヤーの先端に向けて折り込む事でプライヤー部分を包み込む事が出来る様になっていますので、持ち歩く際にもプライヤーの先端が突出していると引っかけたり刃の部分で削ったり、切ってしまったりと言う事が出て来ますが、先端部分を隠せる事で安全に持ち歩きできますし、ドライバーとして使う場合でもハの字に開いた状態よりも安定して持ってネジの開閉作業が行えます。

ベストチョイスなプライヤー

次にこの「NexTool 13-in-1 Electric Multitool」の中の機能として電動ドライバーと同じくらい目立っているのがプライヤーです。
このマルチツールとしての基本形状はプライヤーですのでプライヤーとしての機能は言うなればパーフェクトで、プライヤーの先端にパーツやモノを挟みしっかりと柄を握りしめて持つ事ができるのはもちろんですが、回したり、プライヤーの根元部分の刃でワイヤーや針金と言った金属線をカットする事もできます。

そしてこのプライヤーの挟む事ができると言うのは何かと便利で、ナットなどが緩んでいて締めようと思っても専用工具はレンチですが、サイズも種類もたくさんあるボルトやナットを回そうと思えば非常に多くの穴等を設なくてはいけません。
ですがプライヤーなら挟んで回すだけでから、サイズなど関係ありませんし、指ではつまめない様なものもプライヤーならしっかりと摘まむ事ができます。

その他の便利ツール

そしてプライヤー、電動ドライバー以外にこのマルチツールには、ナイフ、ハサミがついていますので切ったりと言う様な作業も行う事ができますし、プラスドライバー、マイナスドライバーもついていますので、電動ドライバーではきつく締め込まれ過ぎていて開閉できると言った様なプラスネジを確実に外す事ができます。
またこの他には栓抜きか缶切りの機能であったり、PryBarと言った機能も持っていますし、ミニビットも10種類付属していますので、ビットの種類等を含めて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/1255067287/nextool-gemini-13-in-1-electric-multitool