みなさんはプラモデルって作った事はありますか?
プラモデルと言うのはプラスティックを原材料にして作れた模型のキットで、自動車、バイク、飛行機、船、建物やロケット、ガンプラの様なアニメのキャラクターをモデル化したモノなどその種類は非常に多彩です。
そして最近のプラモデルは色付けされた樹脂を使いパーツにプレスする事で色を塗らなくてもある程度塗られた状態で仕上げる事ができるプラモデルなどもあったりして、小さいお子さんでも本格的、実物的そっくりのプラモデル製作が楽しめる様になっています。
そして今回紹介する宇宙船やISS、衛星などのプラモデル!?エレクトリックモデル!?は接着剤ではなく半田付けで仕上げるちょっと変わった組立モデルで、電気を流して光らせたり、動かしたりできるモデルもありますよ。
半田付けで仕上げる不思議なキット
今回紹介する組立キットの特徴は回路基板をパーツとして使っており、接着は接着剤ではなく半田こてを使った半田付けになっている事です。
半田付けは、中学校の技術授業で大抵の方はされているかと思いますので、半田付けの方法は分かっていますし、ハンダコテにハンダを溶かして乗せ、接着面にハンダコテを押し当てればハンダは自然と回路基板の方へと流れて行きますし、すぐに冷えて固まるので接着剤の様に乾燥するのを待たずに次々と組み立てて行く事ができる上、もしハンダ付けに失敗したとしてもハンダを溶かせばパーツとパーツは外せ、位置関係が悪ければハンダ付けした面にハンダコテを当て、溶かして位置関係を直して再接着する事ができますので、ある意味、プラモデルよりも作りやすくなっています。
ソーパーパネルで発電してLED点灯
そして回路基板でパーツを作る事で実際にこのモデルにはボディーに電気を流す事ができ、その性質を利用して実際のソーラーパネルの部分にはソーラーパネルが貼り付けられ、実際に発電してLED等を点灯させる事が出来る様になています。なっています。
また回路基板は銅にシルバーメッキが金メッキを施すのですが、この金メッキがまた実際に金を使ってメッキをしているので、リアリティー感をより強くさせる結果となっていますし、シルバーメッキはボディーに太陽が当たった時の反射で、より実物っぽく見えるのが魅力的な所です。
スペースシップ好きにはたまらない魅惑的なラインナップ
では実際にキット化されたのは、まず最初にISS(国際宇宙ステーション)で、発電用のソーラーパネルや各種LEDも装備しています。
またこの他にアポロ11号の着陸船、昨年末に打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、そして太陽の構造を解明すると期待されている太陽の観測を行う欧州の探査衛星ソーラー・オービター、そして太陽光のみから推進力を得る初めての探査機・
地球近傍小惑星スカウトがラインナップされており、どれも取り付けられたLEDが点灯する様になっています。
またこのシリーズとは全く何の脈略もなさそうな、スモウ・ロボットと言う呼び名のロボットもラインアップされており、このロボットはバッテリーにて自走し、底部のラインセンサーで土俵際を見分け、相手を押し出す様に設計されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/geeekclub/diy-electronic-kits-inspired-by-nasa
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