最近、タッチ入力な2画面液晶を持つノートPCをちらほらと見かける機会がありますが、こう言ったノートPCはより多くの情報を表示するだけでなく、ソフトウェアキーボードと言う物理的なキーボードではない点を利用して表示を思うがままに変える事ができます。
ただ問題はタッチパネルを叩いていますので、キーボードの様なキー入力感がない上に、キーボードのキーの様にキーが沈み込みませんので指や腕の疲労と言うのが実は大きいのです。
そこで今回は次世代のキーボードと呼んでも良いくらいのIPS液晶を搭載したメカニカルキーボード「Flux Keyboard」をご紹介致します。
バリエーションまであるキーフレーム
今回紹介するキーボード「Flux Keyboard」は言うなればIPS液晶を搭載したキーボードで、キーはIPS液晶の上に描かれており、IPS液晶ですから当然、動画が流れる様にセットすれば動画を流す事も出来ますし、PCの壁紙の様に静止画を一定間隔で入替ながら表示させると言った事も出来ます。
そしてこの「Flux Keyboard」でキーポイントとなるのがキーフレームと言う、言うなればキーボードと同じ様に配置されたボタンの様なものがついた透明のパーツで、実際にキーを打ち込んだ感触を味わう事ができます。
しかもこのキーフレーム、押込圧55gのタクティカル・キーと押込圧45gのリニア・キーの2タイプが用意されており、これは言うなればまさに次世代のキーボードと言うに相応しいキーボードです。
キーは思うがままにフルカスタマイズ
そしてキー配置は専用のアプリを使えば思いのままに変える事ができ、入力する文字もアルファベットだけでなくハングルやアラビア文字などスマートフォンに備えられているソフトウェアキーボードで扱えるキーならばどの様な言語にも対応しています。
そしてまたアプリによってはプロファイルが事前に用意されており、例えばPhotoShopであればPhotoShopのプロファイルを読み込めば、キーボードには各種ツールのアイコンが表示され、メニューからわざわざツールを選ばなくてもキーでツールを選択する事ができますので作業をスムーズに進める事ができます。
機能拡張モジュール
そしてこの「Flux Keyboard」には様々な拡張モジュールが用意されており、デフォルトで備えているパッシブモジュールはMacBook Proに一時期搭載されていた様なTouchBarの様な横長のディスプレイで、操作する事はできませんが、様々な情報を常時表示する事ができます。
次に用意されているサイドダイヤルモジュールは、大きなジョグダイヤルとスイッチを2つ備えており、大きなジョグダイヤルは例えばボリュームの変更であるとか、動画編集アプリであれば早送りや巻き戻しと言った機能を割り当て作業を楽にする事ができます。
次にトリプルダイヤルモジュールは3つのダイヤルを備えており、サウンドの変調であるとかミキシング等と言った用途に利用する事ができます。
そして最後にトリプルキーモジュールは大きなキー1つと小さな2つのキーの組み合わせで、マクロなどを割り当てたり、大きなキーの中でキーボードキャットを飼ったりと言った事も出来ます。
またこのキーボードは有線での接続となり、Windows,Mac,Android,iOSでも使用可能ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/fluxkeyboard/flux-keyboard-the-keyboard-reinvented
この記事へのコメントはありません。