みなさんは、USB-C PDで充電していたり、PCに外付けのSSDなどを接続してデータを読み書きしている際にあれ?遅いなと感じる様な事はありませんか?
こう言った時は充電器や装置、ケーブルなどが劣化しているか壊れているかのいずれかが原因となる事が多いのですが、実際のところおかしいなと思うだけで、完全に壊れて装置が動かなかったり、ケーブルが断線して充電や通信ができなくならない限り、まさか使っている装置やケーブルが劣化や故障しかけているなんて事は夢にも思いません。
そこで今回は、そう言った充電や通信の状態を可視化して見る事のできるUSB-Cマルチハブ「Dockcase Explorer Edition」をご紹介致します。
USB-Cマルチハブ
今回紹介するUSB-Cマルチハブ「Dockcase Explorer Edition」のUSB-Cマルチハブとしての機能としては、USB3.2 Gen1(5Gbps)規格のUSB-Cポートを備えており、これはPC接続用のアップストリーム用のポートで、Thunderbolt規格やUSB4規格には対応していません。
またUSB-C PD入力にUSB-C PD100W電源を接続する事でこのUSB-Cマルチハブに接続したマシンを最大で95Wで充電できます。
そしてこの他にUSB 3.2Gen1(5Gbps)規格のUSB-Aポートを”Dockcase”は3ポート、”Dockcase Pro”は2ポート備えており、”Dockcase Pro”は減ったUSB-Aポートの代わりにGigabitEathernetポートを備えており、有線LANへ接続する機能を持っています。
そしてこの他にHDMIポートを備えているのですが、HDMIでの映像出力は最大で4k@60Hzでの出力が可能な他、1080pや2k@144Hzでの出力も可能となっています。
接続状態を可視化
次にこの”Dockcase”にはUSB-Cマルチハブの状態を可視化する為の1.44インチのIPS液晶が搭載されており、各ポートの状態を表示する様になっています。
例えばUSB-C PD入力ポートでしたら電源入力は何Wで、PCへの給電は何ワット、何ボルト何アンペアで電源を供給し、USB-Cマルチハブでの消費電力なども表示される様になっています。
そしてディスプレイでしたら画面サイズやリフレッシュレートが表示されますし、USB-AポートやEathernetは実際の接続スピードが表示される様になっています。
よってディスプレイを見る事で例えば電源でしたら100W出力の電源を接続しているのに実際の給電は20Wになっていれば、ケーブルが劣化したり故障しているのか、ケーブルを交換しても直らなければ電源が故障していると言った事を判断する事ができますし、USB-Cケーブルは特に形状は同じでも60W給電が可能なケーブルなのか100Wで給電可能なケーブルなのか見た目では分からないケーブルもあるので、そう言った事もディスプレイの表示を見る事で判断できます。
給電等々をコントロール
そしてこの”Dockcase”はUSB-Cマルチハブの機能をコントールできると言うのがもう1つの特徴で、例えばスマートフォンをこのUSB-Cマルチハブに接続すると当然、スマートフォンも同時に充電される事になり、PCへの給電が少なくなります。
そう言った時にPCへの給電を優先すると言った事ができるのがこの”Dockcase”の特徴です。
そしてまた”Dockcase”はSwitchやiPad Pro等でも使える他、M1チップ、M2チップを搭載したMacでも使えると言うのも大きなポイントになっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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