みなさんがご家庭で味わっているエスプレッソマシンのエスプレッソの味って、実はエスプレッソではない事はご存じでしたか?
エスプレッソと言うのは9気圧90℃の高圧高温のお湯で抽出したものをエスプレッソと呼んでおり、これを忠実に再現しているのはエスプレッソマシンで有名なデロンギの他、一部の製品のみに留まっており、これらエスプレッソマシンで抽出したエスプレッソは味こそ安定はしているものの、自分で味をカスタマイズする事はできませんので、焙煎で調整したり、豆を挽く際の細かさで調整するしかありません。
一方で本場イタリアで飲んだ一流のバリスタに淹れてもらったエスプレッソを再現しようと思っても、家庭にあるエスプレッソマシンでは到底無理で、やはりコーヒーショップなどに置いてある業務用のものが必須となって来ます。
そこで今回は、ご家庭でプロのバリスタの味が再現できるエスプレッソマシン「Meticulous Espresso」をご紹介致します。
世界初のロボットレバー式エスプレッソマシン
一般的なエスプレッソマシンがスチームクリーナーの様に水を沸騰させる事で発生した空気がタンク内の圧力を高め抽出を行っていますので、基本的にはバルブを開けて高圧高温のお湯を抽出したら右肩下がりに圧力は減少して行きますので、決して最初から最後まで同じ圧力で抽出できれいるかと言えば厳密にはそうではありません。
一方今回紹介する「Meticulous Espresso」は、昔ながらのエスプレッソマシンを全自動化しており、その抽出方法はまさに昔からあるエスプレッソマシンの様に9気圧90℃の高圧高温のお湯をピストンで押し出していますので、最初から最後まで9気圧90℃のお湯で抽出する事ができますので、言うなればこれこそが本格的なエスプレッソマシンと言えます。
更に内部には圧力センサーの他流量センサーと抽出をリアルタイムで監視する為のセンサーがあるだけでなく、トレイにも重量センサーが内蔵されており抽出されたエスプレッソの量をリアルタイムで計測する事でより正確と言うか細かな制御が可能で本格的な基本に忠実なエスプレッソの抽出を行う事が出来る様になっています。
独自プロファイルの作成も可能
ただ、「Meticulous Espresso」がレバーピストンによって抽出するからと言って全自動なのでは同じ味しか出せず、せっかくピストンレバーにした意味がありません。
ですからこの「Meticulous Espresso」ではそれをもっと活用できる様に専用のアプリを使う事で圧力と流量を自由にカスタマイズして自分独自の制御アルゴリズムを作成してプロファイルとして保存する事ができるのです。
つまり最初に一気に圧力をかけて半分くらい抽出した後に数秒待ってゆっくりと最後で抽出すると言った自分独自のさじ加減を加える事がこの「Meticulous Espresso」では可能で、もしかすると昔イタリアで飲んだエスプレッソの味の再現が出来るかもしれません。
Meticulous Milk
そしてこの「Meticulous Espresso」には”Meticulous Milk”と言うフォームミルクメーカーがオプションで用意されており、このフォームミルクメーカーは水を一瞬で蒸気に変えてしまう超強力な電熱コイルが内蔵されているため、エスプレッソを淹れている間に一瞬にフォームミルクを作る事ができます。
また、オートモードの他、硬さを自由に調整できるマニュアルモードも用意されており、ラテアートなども楽しめる様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/meticulous/meticulous-espresso
この記事へのコメントはありません。