最近のプール掃除ロボットの進化は目覚ましく、システムの似ているロボット掃除機のお陰か、今まではプールの中をただただ走っては壁に当たって方向を変えてまた進んでと言った事を繰り返してプールを掃除していたプール掃除ロボットも、プールの形状を把握し効率良く、ゴミの吸い残しがない様に様に掃除する様に進化しています。
更に今では、プールの底だけでなく壁を登って掃除すると言うプール掃除ロボットも登場し、1番汚れが残りやすい水面部分もブラシなどで擦って汚れを落とすと言う機能を持ったプール掃除ロボットも登場しています。
ただプールは濾過機で水をろ過しているので、プール掃除ロボットは大きな目に見えるゴミを集め、砂の様な細かな汚れは濾過機任せだったのですが、規模の小さなプールですと濾過機も小さくプールの中の水の循環も緩慢ですので濾過機だけでははっきり言って細かな砂ホコリの様なものまで全て除去できるかと言えば出来ません。
そこで今回は、細かなチリまで除去できる能力を持つプール掃除ロボット「WYBOT Robotic Pool Cleaner」をご紹介致します。
独特な走行パータン
今回紹介するプール掃除ロボット「WYBOT Robotic Pool Cleaner」は、言うなれば使っているプールを掃除する為の掃除ロボットで、ここ数年登場したプールロボットの様に、真っ直ぐ進んだらロボットの幅分だけスライド移動してまた来た方向へと進み、お掃除ロボットの様に吸い残しがない様な軌跡で掃除するロボットとは違いプールの中を全体は回るけれどもそこまで細かくは回らず、概ねこう言う経路を辿ってプールの中を回っていればほぼほぼプールのゴミは吸い込めるだろうと言う経路で回るのが特徴です。
例えば壁などは水面部分は汚れやゴミが付着したり貼り付いたりしますので、そこはロボット本体上部から吹き出るジェット水流によって車体を壁に強力に押しつけつつブラシをフルパワーで回して壁を擦り洗いします。
また、水面下の壁は割と間隔を開けてプールの壁を登ったり降りたりしつつゴミを吸って行きますので、シーズンに入ってプールを使い始めると言う時は何日かは充電しつつ常にこのプール掃除ロボットを動かし続ける必要があります。
180μmの高精細フィルター
次にこの「WYBOT Robotic Pool Cleaner」では従来のプール掃除ロボットには見られなかったダストボックスのメッシュの穴の大きさが180μmと言う高精細フィルターを使ってプールの水の中に含まれている小さな土ホコリや砂の粒と言ったものまで除去できる様になっています。
これはフィルターの目を細かくすると水抵抗が増え、ゴミを吸い込むモーターのパワーを上げないと吸い込めない上、モーターのパワーを上げると消費電力が上がりバッテリーの持ちが悪くなると言うジレンマがありましたので、従来の婦-ル掃除ロボットはあえて大きな目のフィルターで大きなゴミだけを除去していたのですが、この「WYBOT Robotic Pool Cleaner」のフィルターは風に乗って飛んで来た様な小さなチリの様なものまでキッチリとフィルターしますので、プールの水はより一掃綺麗です。
ソーラーパネル搭載フロート型バッテリー
そしてこのプール掃除ロボットも最近流行のフロート型のバッテリーを採用しています。
この水の上に浮かぶバッテリーは、プールの中を縦横無尽に動いた際に電源ケーブルが絡みロボットの動きを阻害すると言った事を防ぐ目的で最近のプール掃除ロボットではほぼ標準で採用されている方式なのですが、やはりバッテリーなので連続稼働時間には限りがあり、この「WYBOT Robotic Pool Cleaner」に至っては最大で2時間です。
ただ大きなプールですと2時間で終わらないと言った場合もありますので、この「WYBOT Robotic Pool Cleaner」ではフロートバッテリーにソーラーパネルを搭載する事で、日中の掃除では若干ながらバッテリーを充電しつつ掃除ができますので、少なくとも2時間以上は連続稼働させる事ができる様に工夫されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/wybotm1ultra/wybot-robotic-pool-cleaner
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