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レーザー出力を変える事で仕上がりを調整する事が可能なレーザー彫刻機「PHECDA Laser Engraver & Cutter」

レーザー彫刻機はレーザーモジュールから照射されたレーザー光で物体を加熱する事で溶かしたり焦がしたりする事で模様を彫刻して行きます。
ですからレーザーモジュールの出力が強ければ融点の高い金属の様なものに対してもレーザー彫刻する事ができますが、レーザーモジュールの出力は基本的には変える事ができませんので、出力の高いレーザーモジュールでフェルトやウッドボードにレーザー彫刻すると言った場合には素材が薄いと焦がして彫刻するのではなく完全に焼き切ってしまう事もあり、そのあたりの調整をレーザーモジュールを低出力のものに交換したりと意外と調整が大変なのです。

そこで今回はホビー向けながらレーザー出力の調整が可能なレーザー彫刻機「PHECDA Laser Engraver & Cutter」をご紹介致します。


レーザー出力調整が可能なレーザーモジュール


今回紹介するレーザー彫刻機「PHECDA Laser Engraver & Cutter」は、レーザーモジュールの出力を変更できるのが最大の特徴です。
特にホビー向けのものは出力変更ができないレーザーモジュールを使うのが一般的ですので、レーザーの照射時間であるとかヘッドの移動スピードなどを調整してレーザー加工の調整を行うのが一般的です。

ですが素材によっては融点や発火点の低い素材ではレーザーを当てすぎて素材に穴が空いてしまったりと言った事が起こっていたのですが、この「PHECDA Laser Engraver & Cutter」ではレーザーモジュールの出力を0〜100%の単位で変える事ができますので、20Wのレーザーモジュールを使ってもフェルトに穴を開けてしまう様な事がありません。

またこの「PHECDA Laser Engraver & Cutter」には10Wのレーザーモジュールも用意されているのですが、レーザーの出力の他にスピードも変える事ができますので、何度もレーザーヘッドを往復させてより深く彫るよりはゆっくりとヘッドを移動させる事で同じ深さの分、彫る事ができる方が結果的に全体的に加工に必要となる時間も短くて済みます。


彫刻可能サイズと素材の種類


次にこのレーザー彫刻機の「PHECDA Laser Engraver & Cutter」の彫刻可能な最大サイズは400mm×400mmになり、有線ないしWiFiでPCやスマートフォンを接続し専用アプリを使う事でドロー系の描画アプリを使った事がない方でも簡単にレーザー加工ができる様に工夫されています。

また、加工対象の素材は20Wレーザーモジュールを基準にすると、木、竹、紙、フェルト、革、ゴム、アクリル、プラスチックの他、ステンレス、アルミと言った金属や陶器、骨、タイル、石と言った様な素材もレーザー彫刻を施す事ができますので、加工素材を選ぶと言う様な事はありません。


排気フィルターと保護プレート


そしてホビー向けのレーザー彫刻機の場合、多くはレーザーヘッドが剥き出しで、直接、素材に照射されているレーザーの光を加工中は見なければなりませんので、基本的には保護メガネが必須です。

ですがこの「PHECDA Laser Engraver & Cutter」ではレーザーヘッドが移動するレールを覆う様に保護プレートが取付てあり、裸眼で直視しても安全です。
更にフィルターを内蔵した排気ファンを設けており、溶けた様な、燃えた様な臭いを部屋中に飛散させないと言った気配りもあるレーザー彫刻機です。

またこの他に円筒形の例えばプラスチック製の水筒の様なものにレーザー彫刻が施せるロータリーアタッチメントなどもオプションで用意されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/elegooofficial/elegoo-phecda-laser-engraver-and-cutter

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