みなさんはどこかへ出向いてプレゼンテーションを行う様な時、相手が用意してくれた機材が古くて自分のPCやタブレット等がなかなか接続できなくて困ったなんて経験はありませんか?
比較的新しいモニターですとHDMI端子がありますので、自分で変換アダプター等を持って行っていればPCでもタブレットでも何でも接続できますが、たまに用意してもらったプロジェクターがRCA端子、S端子、D-SUB端子と言う、最近ではテレビやモニターに装備されている端子から見なくなったインタフェースしかないとなるとちょっと大変です。
さすがに機材が古いと、相手さんも事前に連絡してくれるでしょうし、そうすればそれなりにこちらも対策して機材を用意して行けば何の問題も起こりません。
そこで今回は、何の設定も不要で単純に接続するだけでMacBookやiPad Pro、そしてWindowsPCでもUSB-C端子を備えたPCであればワイヤレスで画面を転送して外部モニターに映し出す事のできるワイヤレスモニターアダプター「MOKiN」をご紹介致します。
特別な設定不要でWiFiで映像を飛ばす事が可能
この「MOKiN」はトランスミッターとレシーバーで構成され、お互いはWiFiで通信を行うデバイスになっており、最大10mの距離以内であれば遅延50msで1920X1080P@60Hzの解像度でPCやタブレットの画面をストレスなく転送できるデバイスとなっており、PCだけでなくタブレットやAndroidスマートフォンでFPSゲームを大画面のモニターに転送してプレイすると言う場合でもかなりストレスなくプレイする事が可能です。
この時、MacやiPad、iPhoneであればモニターがAirPlayに対応していれば同じ様にWiFiで転送できるし、WindowsPCであればmiracastに対応したドンクルを、AndroidタブレットやスマートフォンであればChromecastに対応したドンクルやモニターなどがあれば、同じWiFiネットワークに接続さえすればこう言ったトランスミッター不要で画面を転送できる事はご存じかと思います。
ただこれは相手先のWiFiに接続できればの話で、一般的に知っていれも社外の方のPCを自社のネットワークに接続させてあげてと言うのはセキュリティー上考え辛いので、この「MOKiN」の様なデバイスがあれば気兼ねなく使えると言う訳です。
また直接WiFiでこれらドンクルやモニターやテレビに接続すると言う方法もありますが、それだとWiFiを使用した通信できず公衆回線を使っての通信となりパケット代を気にされておられる方には敬遠されるでしょうから、この「MOKiN」の様にアダプター同士がワイヤレスで自動的に接続されると言うのは良い選択ではないでしょうか?
D-SUB出力を備えたレシーバー
そしてこの「MOKiN」ではレシーバーで受けた映像の電波はデコードされてHDMI端子から出力されるのですが、何とこのレシーバーにはD-SUB、つまりVGA出力がついているのです。
つまり相手先のディスプレイが20年間のモニターであっても(出力画面サイズやリフレッシュレートが合わなくてどのサイズを選択しても表示されない場合もありますが)この「MOKiN」であれば問題なく映し出す事ができるのです。
しかも3.5mmオーディオ出力も出力も備えていますので音の再生も問題ありませんし、VGAポートとHDMIの両方を使い2台のディスプレイへ同時に映像を出力する事も可能です。
USBマルチハブとコラボしたトランスミッター
そしてトランスミッターの方はUSB-CでMacBookやiPad、そしてUSB-Cコネクタを備えたWindowsPCと連携してPCやタブレットの映像をモニターへと飛ばす事ができるのですが、この「MOKiN」では何とUSBメモリーやUSB接続のHDD、そしてUSB接続のプリンターと言ったUSB機器と、microSDやSDカードが接続、内臓できる様になっており、USB-Cマルチハブとしても使える様になっているので、ワイヤレスでモニターを使わない時でも普通にデータ等をUSBメモリー等に移動させたりカメラのメモリーカード内に保存されたファイルを整理したりと言う時に便利ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/mokin/mokin-get-your-mokin-today-extend-your-screen-wirelessly
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