USB-Cマルチハブの機能と言えば、USB機器(USBメモリやUSBキーボード、USBマウス等)の接続とカードリーダー、HDMI出力等がついているものが一般的です。
これはUSB-Cインタフェースを採用したパソコンが、薄型化する為にカードリーダーやディスプレイ出力等を省いた事によって生まれたもので、現行のMacBookシリーズはUSB-Cしか外部インタフェースはありませんので、従来使って来た周辺機器を利用するにはこう言った多機能なUSB-Cマルチハブが欠かせません。
一方、USB-Cマルチハブにも差別化を図るためかちょっとずつ他の製品とは違った機能を搭載するものが出て来ており、今回紹介しますUSB-Cマルチハブ「FINALHUB」は、かなり変わってはいるのですが実用性・利便性は非常に高いのでご紹介させて頂きます。
D-Sub端子が魅力的
ではまず、この「FINALHUB」の機能について見て行きましょう。
まずこの「FINALHUB」には、USB-CケーブルでPCと接続する事でパススルーにて最大100Wで充電する機能(USB-C電源の出力が100Wかそれ以上である必要があります)がある他、前面にはmicroSDとSDカードのカードリーダー、そしてUSB3.0 Gen2に対応したUSBポートを3ポート備え、イヤホンやヘッドホンの為の3.5mmイヤホンジャックも備えています。
また背面にはEathernet端子(最大1Gbyte通信に対応)が備えられ、4K出力対応のHDMI端子の他、VGA(D-Sub)ディスプレイ端子も備えていますので古いHDMI端子のないモニターをサブモニターとして再活用する事も可能です。
4G LTE WiFiルーター機能
そしてこの「FINALHUB」にしかない斬新な機能がWiFiルーター機能です。
WiFiルーターはレピーターモードでは動きませんのでLANケーブルを接続するか、microSIMをこの「FINALHUB」に差し込んでモバイルルーターの様に使う必要があるのですが、最近はホテルや公共施設などでも無料のWiFiが提供されておりパケ死を防止するのに役立ってはいるのですが、そこは無料なのでどう言う人が接続しているか分かりませんし、セキュリティー的に言えば甘すぎるので、無料WiFiに接続する事で危険に曝されると言った方が良いでしょう。
ですからもし、ホテルやカフェ、待合室等で有線LANで接続できるのであればこの「FINALHUB」を介して接続やれば安全ですし、有線LANがない所では、ちょっと費用はかかりますが4G LTE回線を使い通信を行う事ができますのでセキュリティー的には非常に安全です。
更にこの「FINALHUB」にはセキュリティー対策としてVPNやTor機能も組み込まれていますので、完全に身元を保護した通信を行う事も可能です。
更にアドブロックの様な広告ブロック機能や追跡スクリプトブロック機能なども組み込まれており安心・安全に通信を行う事が可能になっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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