Apple Musicでは随分前からロスレス音源、ハイレゾロスレス音源の配信が開始されており、iPhoneでより高音質なハイレゾ音源を聴こうと思えば聞く事ができますが、iPhoneには最新のiPhone14シリーズを含めてロスレス音源を再生する為のDAC回路が搭載されていませんので、ロスレス音源を聴く為にはDAC・アンプが必要になって来ます。
ただロスレス音源用のDACアンプは電源を必要とするため、USB-Cでの接続が可能なAndroidスマートフォンではスマートフォンからDACアンプを作動させる為の電源を供給する事が出来ますが、iPhoneではLightningから電源を取る事はできず、DACアンプにはバッテリーを搭載するか、別途モバイルバッテリーやUSB電源から電気を供給する必要がありiPhoneでロスレス音源を聴くには結構大変です。
ですが今回紹介するイヤホン「NHB12」であればiPhoneから電源が取れるので普通のイヤホンと同じ様に差むだけで使用出来ます。
外付け電源不要で使用できる低消費電力設計
iPhoneで使えるハイレゾ音源やロスレスハイレゾ音源を再生出来るDACアンプと言うのは実際のところ既にいくつも市販されています。
ですがDACアダプタと言うのはデジタル記録された楽曲データをアナログ音に変換する役目を持っているのですが、ロスレス音源やハイレゾロスレス音源と言うのは非常にデータ量が多いため、リアルタイムにデコードしアナログなサウンドとして出力するには相当なICリソースや電力を消費しますので、従来のDACアダプタではバッテリーを内蔵するかUSB電源等からの給電が欠かせませんでした。
ですが時代の進歩と共に専用ICは処理スピードの向上だけでなく省電力化も大幅に進み、今回紹介するイヤホン「NHB12」では、192kHz/24bitでサンプリングされた高音質データであってもリアルタイムにデコード出来るだけでなく、消費電力はたったの2V/3mAで済むため、iPhoneから直接Lightningコネクタを経由して作動する世界初のハイレゾ音源、ロスレスハイレゾ音源対応のイヤホンになります。
しかも”Made For iPhone”のApple公認の認証まで取得しているため、より安心してiPhoneでハイレゾ音源、ロスレスハイレゾ音源を楽しむ事が出来ます。
優れたサウンドを楽しむのに欠かせない広帯域音響ドライバー
次にいくら高性能なDACアンプを搭載したとしても、その楽曲を再生するスピーカーの質が悪ければ、せっかくのロスレスサウンドを再生できたとしても、その音源が持つパワーを存分に楽しむ事は不可能です。
そこでこの「NHB12」では、200Hz以下および6kHz以上で0.05% という低いTHを備えた広帯域音響ドライバーを備える事でハイレゾ音源を存分に楽しむ事が出来ます。
更にちょっとした事ですが、「NHB12」のコントローラー内部には今試聴している音源がハイレゾ音源(LED1個点灯)なのか、ロスレスハイレゾ音源(LED2個点灯)なのかを示すLEDが内蔵されており、どちらの音源を聴いているのか分かる様にもなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/338111799/questyle-nhb12-tls-earphone-for-apple-lossless-audio
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