カメラやスマートフォンの性能が向上し、昔はビデオカメラにしか搭載されていなかった手振れ補正機能がデジタル一眼レフやスマートフォンにも搭載される様になり、安定した画像を撮影出来る様になっていますが、それでもより安定した映像を撮影したり、一定速度でカメラをパンさせたりするのであれば、三脚を使った方がより美しい映像を撮影する事ができます。
ただ場所によっては、例えば地面が不安な場所や狭い場所ですと三脚を立てる事が出来なかったりしますので、そう言う時には足が1本の一脚が便利なのですが、三脚と一脚両方持ち歩くと言うのは荷物も増えるので考えものです。
そこで今回は、一脚にも三脚にもなる「Chronicle Tripod」をご紹介致します。
取り外し可能なエレベーターポール
今回紹介する三脚「Chronicle Tripod」は三脚展開時には最大で150cmまで伸ばす事ができる三脚で、普通は上下させる事でカメラの高さを調整する事ができるエレベーターポールごとこの三脚「Chronicle Tripod」ではロックを外すと簡単に脱着できる様になっています。
つまり三脚から抜いたエレベーターポールを片手で持ち、もう片手でハンドルを持つ事で90°違う方向から力を入れる事ができるため、スタビライザーを使った様な安定性が作る事ができ、手持ち撮影であっても非常に安定したカメラワークを行う事が出来ます。
更にエレベーターポールの下部は三脚として使える様に展開できる様になっており、小さな三脚として使用する事ができ、ローアングルからの撮影に役立つだけでなく、ボールジョイントのヘッドはハンドルを反時計回りに回す事で緩みカメラの向きを360°自在に動かし向きを変える事が出来るだけでなくハンドルを時計回りに回す事で再度固定できますので、撮影しながらカメラアングルを横向きから縦向きにすると言う様な移動でも、まさか三脚に固定した状態のカメラで行っているとは思えないくらい非常にスムーズな方向転換が行える様になっています。
スマホホルダーにトランスフォームするカメラシュー
次にこのカメラが画期的なのはヘッド部分を三脚の足から分離する事ができるだけでなく、カメラをカメラシューから外し、カメラシューを引き起こして立てる事で何とスマートフォンを挟む事ができるスマートフォンホルダーにトランスフォームさせる事が出来るのです。
これは画期的で、カメラシューに取付可能なスマートフォンホルダーと言うのは昔からありますが、それですと別途スマートフォンホルダーを持ち歩かなくてはいけませんが、この「Chronicle Tripod」ですとシューがスマートフォンホルダーに変身しますので、もうスマートフォンホルダーを持ち歩く必要もなく、忘れてしまったと嘆く事もなくなります。
三脚の足を外して一脚に
更にこの「Chronicle Tripod」はもう1段トランスフォームする事が可能で、何と三脚の足の1本が外せる様になっており、抜いたエレベーターポールの三脚部分を外してエレベーターポールに差し込むと何と一脚としても使用する事ができるのです。
更に三脚の足にエレベーターポールから外した三脚が取り付けられる様になっており、一脚を安定して立てる事が出来るだけでなく、ボールジョイントを持つこの三脚は捻ってロックする事ができるため、一脚なのに手を離しても安定して立ったままにしておく事も出来るのです。
一脚の場合、どうしても支えがないため、カメラをパンさせたりすると言った場合にカメラが前後左右に多少ブレてしまったりする事があるのですが、三脚の足が取付られると言う事でそう言った撮影を行う際にも安定してパン撮影が行えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/promasterchronicle/the-chronicle-tripod-by-promaster
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