最近のモバイルバッテリーはUSB-C PD(Power Deliver)に対応しているのはもちろんの事、USB-C PDポートを複数持っていたり、従来のUSB機器を充電する為にUSB-Aを備え、ちょっと多機能なものはそれにプラスしてQiワイヤレスチャージに対応したりもしています。
ただたくさんのデバイスを一気に充電できるのは嬉しい事なのですが、問題はモバイルバッテリーそのもののバッテリー容量です。たくさんのものを一気に充電できると言う事はそれに比例してバッテリーをたくさん搭載していなければ、中途半端にしか充電できません。
かと言ってたくさんバッテリーを搭載すると重さも比例して重くなりますが、モバイルバッテリーそのものも強大化して行き、モバイルとは呼べない様な大きさになって行ったりしますので、かなりじっくりと考えて選ばないと、毎日大きくて重いモバイルバッテリーを持ち歩く事になりかねません。
そこで今回はバッテリー容量とバッテリーサイズの問題をスワッピング(入替え)させる事で解決したモバイルバッテリー「Morph」をご紹介致します。
100Wで1.5時間充電
さて、この「Morph」には20,400mAhのバッテリーが2個付属しており、前述した様に入れ替えて使えますので予備バッテリーを含めて持って出ると合計で40,800mAhとなり何と15インチのMacBook Proを1.5回充電する事ができる容量になりますし、iPhone 11 Proであればバッテリー1個で5回フル充電可能な容量となります。
そしてこの「Morph」の充電はUSB-C PDを採用しているのですが、100W出力のUSB-C PD対応電源を使い充電する事でバッテリー1個あたりたった1.5時間、つまり90分でフル充電できてしまいますので、帰宅してまず1つ目を充電しておき、寝る頃にバッテリーを入れ替えてもう1つのバッテリーを充電する様にすれば常に2個のバッテリーをフル充電で持ち歩けますので、使い勝手、充電のし易さは申し分ありません。
MacBook Proを同時に2台充電可能
そしてこの「Morph」の充電性能ですが、まずUSB-C PD出力ポートを2ポート搭載しており、1つのポートは最大100W、そしてもう1つのポートは最大60W出力が可能になっており、合計で120W出力が可能になっておりますので理論上、15インチのMacBook Proを2台同時に60Wで充電できる実力を持っています。
更にこの「Morph」にはそれぞれQuickCharge3.0をサポートし最大出力24W(5V/3A, 9V/3A, 12V/2A)のUSB-A出力を2ポート備えています。
そして更に更に最大100W出力のACコンセントも装備し、USB-C PD充電ではない従来の電源アダプタを使用しているノートPC等の充電も可能です。
そして最後に最大10WのQiワイヤレス充電ユニットを内蔵し、合計で6台のデバイスを同時充電可能な他、最大100Wで充電可能なUSB-C PD対応の充電ポートを別途設けていますので、「Morph」を充電しなら「Morph」に接続したデバイスを同時に充電すると言ったパススルー充電までもが可能になっており、まさに充電ステーションと言うに相応しいモバイルバッテリーになっております。
Appleユーザーの為のドッキングUSB-Cマルチハブ
そしてこの「Morph」の機能はモバイルバッテリーだけには留まりません。
何とオプションでUSB-Cマルチハブが用意されているのですが、このUSB-CマルチバブはAppleWatchをワイヤレス充電できるだけでなく、AirPods、AirPods 2、AirPods Proをケースごと差し込める様になっており、何と充電する事ができるのです。
それにプラスしてUSB-Cマルチハブですから、USB3.1ポートを2ポート(5Gbps通信、10W出力)、SDカードリーダー、microSDカードリーダー、最高4k@30Hz出力可能なHDMIポートを1ポート、TYPE-C Thunderbolt(40Gbps通信、100W出力)を1ポート備えており、USB-Cマルチハブだけの使用も可能となっています。
ダブル充電器
更に2つではバッテリーが足りないと言う方にはもちろん追加で拡張バッテリーが購入できる様になっている他、2つのバッテリーを同時に充電可能な充電器もオプションで用意されており、2台のバッテリーを3時間(USB-C PD 100W電源を使用した場合)で充電可能です。
また「Morph」もこの専用充電器もMPTT規格に対応したソーラーパネルを接続して最大100Wで充電する事ができる様にもなっていますので、もしパワフルなモバイルバッテリーをお探しの方で興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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