世の中にはEDCツールと呼ばれる多機能ツールはたくさんあり、その多くのEDCツールが六角ネジや六角ナットを回す事が出来る様に、ネジやナットの六角形の頭に引っ掛かる様な溝を彫り込んだりする事で、様々な大さの六角ナットや六角ネジを回す事が出来ると言う事を謳っています。
ですが実際のところ、希望するサイズのものがなかったり、1枚の長方形のプレートに穴を開けただけの様なものは入り組んだ場所にあるようなナットや周囲にEDCツールを回すと当たってしまって回らない様な障害物がある様な場所では使えず、結果的に様々な機能があっても使えない機能の方が多いの現状です。
そこで今回は使えるEDCモンキレンチ「Ti EDC Wrench」をご紹介致します。
モンキレンチ
モンキレンチは様々なタイプのレンチの1つで、ウォームギアを使って下顎を動かし、上顎と呼んでいる爪で頭の部分が六角形の形状をしているナットやボルトを挟んで回す事が出来ます。
そのため、下顎の最大開度は15mmありますので、最大M6サイズのナット、ないしM8サイズのボルトまで任意のサイズのものを回して緩めたり締めたりする事ができますし、ナットやボルトに対して横向きに挟む事もできれば縦向きに挟む事もできます。
そのため、ボルトやナットの周りにこのモンキレンチ「Ti EDC Wrench」を回すための十分なクリアランスがある場合、横向きに挟んで回す事ができますので、きつく締め付けられたナットやボルトなども楽に軽く緩める事ができますし、クリアランスがない場合は縦向きに挟めば狭い場所にあるナットやボルトなども回す事ができますし、場合によっては斜めに挟んで回すと言ったコトがモンキレンチでは可能です。
ビットドライバー
次にこの「Ti EDC Wrench」のハンドル部分には2本の溝が掘ってあり、そこには直径4mm長さ28mmのプラスドライバーになるPH0タイプのミニビットとマイナスドライバーになるSL2タイプの内蔵されおり、上顎と下顎の部分に彫り込まれた穴にビットを挟んで固定する事で「Ti EDC Wrench」をビットドライバーとして利用する事ができ、ネジを締めたり、緩めたりと言った作業が行えます。
またこの小さなビットを紛失しない様にビットの出し入れの際に開閉するガードは磁力によって固定される様になっており不用意に開かない様になっていますし、ビットそのものも溝の中に埋め込まれた磁石によってビットはしっかりと固定されますのでこの小さなビットをいつの間にか紛失ししまうのではないかと言った心配は不要です。
モンキーレンチのその他の機能
そしてこのモンキーレンチ「Ti EDC Wrench」のアゴの部分には目盛が刻み込んであり、15mmまでではありますが、ノギスの様にサイズの分からないボルトやナットを挟んでサイズを計測する事が出来る様になっています。
更にこの「Ti EDC Wrench」にはガラスブレーカーと言って車の強化ガラスで作られたフロントガラスや窓ガラスを割る事が出来る機能を持っていますし、ダンボール箱などを開封する際にボックスオープナーとしても利用することが出来る様にもなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。