よく、USB電源やモバイルバッテリーに関しては購入される際に最大出力やポート数(コネクタ数)等を気にされますが、充電ケーブルに関してはUSB電源やモバイルバッテリーと比較すると、そう気にされる方は多くありません。
ですが急速充電と言う事を考えると使っている充電ケーブルが、これから購入しようとしている充電ケーブルが最大どれくらいの電力が流す事ができるのかを知っている事は非常に重要です。
特に最近増えて来たUSB-CにはUSB2.0, USB3.2 Gen1, USB3.2 Gen2, Thunderbolt 2, Thunderbolt 3と言う複数の通信規格が存在し、これら複数の通信規格が物理的なコネクタUSB-Cを利用しているだけな上に、それにプラスして電力供給(充電規格)であるUSB-C PD(Power Deliver)2.0や3.0と言うパワールール、パワープロファイルが存在しています。
ですから一体自分の使っているデバイスがどのケーブルを使えば最速で充電できるのか、特にUSB-Cケーブルで充電する事のできるPCやAndroidスマートフォンやタブレット等は気を付けないと、充電が遅いと言うだけならまだ我慢して待っていればいずれは充電できますが、充電できない場合もあります。
そこで今回はそう言った規格を気にせず、どの様なUSBデバイスへも充電可能なUSBケーブル「inCharge X」をご紹介致します。
オールインワンコネクタ
では何故このUSBケーブル「inCharge X」がどのデバイスにでも充電できるのかと言いますと、ベースはUSB-C PD3.0対応の100W充電可能なUSB-Cケーブルなのですが、それにプラスしてスライドオンできるUSB-Aコネクタと、LightningµUSBハイブリットコネクタをそれぞれ両端に装備しているからです。
ですから電源側のコネクタ側はUSB-AでもUSB-Cでもどちらでも構いませんし、充電されるデバイスはmicroUSBを採用したアクションカメラでも、LED照明でも構いませんし、LightningとmicroUSB(片面がLightningの端子配列、反対側がmicroUSBの端子配列となっています)のハイブリットコネクタなのでiPhoneやiPadも充電可能です。
またベースはUSB-C PD3.0対応ケーブルでパワープロファイル5までをサポートしていますのでMacBook Proを100Wで充電可能な他、iPad Proももちろん急速充電する事ができます。
キーホルダーケーブル
そしてこの「inCharge X」はもし万が一、充電ケーブルを持っていなかった為に充電できないと言う不測の事態を回避するために、キーホルダー型(キーリング型)のケーブルとなっています。
そして両端のコネクタにはN52ネオジウム磁石が内蔵され、それにプラスして2とのコネクタ端子を保護する保護キャップまで付属していますので、キーリングにこの「inCharge X」を通した状態で持ち歩いても、何かに引っ掛けて落としたりと言う事がないので安心して持ち歩きできます。
またキーリングに引っ掛け、そして他の鍵等と歩く振動で擦れ合う事を前提にケーブルそのものも強化されています。
具体的には外装には強度の高いナイロンメッシュロープで配線は覆われ、配線のものもの通常なら束ねたビニール線をナイロンメッシュロープで覆う所を、1本1本のビニール線はTPU(スマートフォンのケース等に使われている柔らかい可撓性のある素材です)被膜で覆われ、ビニール線も線芯の入ったものが使われるなど、ケーブルを引っ張りしても伸びて銅線が切れたりしない様にもよく考えられています。
inCharge XMAX
そして「inCharge X」はケーブル長が10数センチしかない為、MacBook Proの様なPCを充電する事はできますが、側にUSB電源がないと充電する事ができませんので使い勝手が決して良いとは言えません。
そこで、この”inCharge X”には性能は同等でケーブル長1.5mのロングケーブルバージョン”inCharge XMAX”が用意されており、”inCharge X”とセットになったものもラインアップされていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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