コールドブリューコーヒーは水出しコーヒーとも言い、ホットコーヒーはコーヒーの粉にお湯をドリップさせて淹れますが、コールドブリューコーヒーは水をコーヒーの粉にドリップさせて淹れるのですが、温度の低い水ではコーヒー成分の抽出が非常に遅いため、コーヒーの粉に長時間水を接触させておいた方がより多くのコーヒー成分を抽出する事ができますので、水を一滴一滴、ゆっくりと落として抽出しますので、1杯のコールドブリューコーヒーを淹れるのに要する時間は数時間、数十時間にもなります。
となると飲みたいと思った時に飲める様に常に抽出していなくてはいけませんが、今回紹介する「Brezi」ならわずか5分で抽出が可能なのでいつでも飲みたいと思った時に飲む事ができます。
ブルーミング
コールドブリューコーヒーは一般的には挽いたコーヒーの粉に水を落として抽出しますが、今回紹介する「Brezi」はドリップ式コーヒーと同じ様に挽いたコーヒーの粉にまずお湯を注ぎブルーミング(蒸らし)を行います。
では何故、この「Brezi」ではブルーミングを行うのかと言えば、まずお湯を注いで粉をふやかす事で水を注いだ際に最初から水をドリップするよりもコーヒーエキスを抽出し易くできるからなのですが、この他にブルーミングを行う事でコーヒーの粉に含まれる二酸化炭素を勢いよく放出させる事ができますので、コーヒーの酸味を抑える事ができブルーミング後に水出しした場合でもコーヒーの酸味、そして苦味も抑える事ができます。
点滴ドリップ
次にこのコールドブリューコーヒーを抽出する事ができるコーヒーメーカー「Brezi」では、ブルーミングを行った後にお湯を注いで温まったコーヒーの粉を冷却した上で5℃にまで冷却した冷えた水を点滴が落ちるかの様に0.05ml単位で連続して水をドリップさせる事でわずか5分程度でエスプレッソに近い濃さのコールドブリューコーヒーの抽出が行えますので通常、コールドブリューコーヒーに氷を入れると元々薄味のコールドブリューコーヒーが更に薄くなってしまいますが、この「Brezi」で抽出したエスプレッソに近いコールドブリューコーヒーではちょうど良い濃さのコールドブリューコーヒーを淹れる事が出来ます。
またエスプレッソに近い濃さですので、カフェラテやマキアートなども楽しめます。
カスタマイズで好みの味に
そしてこのコールドブリューコーヒーメーカー「Brezi」では、自分自身でカスタマイズが行える様にもなっており、ブルーミングの際のお湯の温度や量、そしてドリップする際の水の温度やドリップの間隔などもフルカスタマイズする事が出来る様になっており、使用するコーヒーの豆や、自分のテイストに合わせて好みの味を出す事が出来る様にもなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/brezi/brezi-espresso-like-cold-brew-coffee-maker
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