E-Ink(電子ペーパー)ディスプレイは画面を表示している間に電力消費はなくただ書き換える際にだけ電力を消費するため、バッテリーの持ちが良いのが特徴なのですが、E-Inkディスプレイは書換に時間がかかるため、動画等の描画には向いておらず、Webページを見たり、電子書籍を読んだりと言った用途や、文章を書いたり絵を描いたりと言った限定的な用途にはとても適しています。
そこで今回はAIエンジンを搭載する事で作業を効率的に行う事ができるE-Inkタブレット「AiPaper」をご紹介致します。
薄く軽くて長持ち
E-inkディスプレイは前述した様に画面を書き換える時にしか電力を消費しませんのでバッテリー消費が少なくバッテリーが長持ちなのは言うまでもありませんが、今回紹介するE-Inkタブレット「AiPaper」は解像度2560×1920の10.65インチのディスプレイに128GBのメモリーそして4100mAhの大容量バッテリーを搭載し何と4週間(約1ヶ月)は充電フリーで使用する事ができます。
しかもこのE-Inkタブレットは厚みはわずか4.5mmしかない上に重さは370gと非常に軽く長時間手に持ち操作しても手が疲れないため、本を読んだりはもちろんスケッチを行ったりすると言った作業も時間を気にせずに行えます。
囲って検索
次にこのE-InkタブレットにはOSにAndroid13を採用しているのですが、それにプラスして強力なAIエンジンを搭載し、GooglePixelの様な”かこって検索”が可能なほか、ブラウザに表示中の記事や、電子ブックで開いている本の内容分析し要約をまとめたりする事が出来ます。
そしてまたただ文章を分析するだけではなく、手書きの文章を文字起こしした上で見出しなどをつけてコンテンツを整理してくれたりと言った事もこのタブレットなら簡単に行ってくれますし、足りない部分の文章をAIに書いてもらうことだってできます。
更には音声認識機能を使い、話した内容を文字起こしした上でまとめると言った事も出来ますので、文章を編集するのにもう書いたりする必要はなく、要点だけを話すだけで綺麗な文章へと仕上げてくれるのです。
ViTrasnfarで簡単に同期
そしてこのE-Inkタブレット「AiPaper」はチームで共同して文章をまとめたりと言った事が出来る様にViTransfarと言うアプリを使えば簡単に2台のAirPaperをクラウドサーバー経由でシンクロさせる事ができます。
そしてまた、シンクロさせたいデータは一度クラウドサーバーにアップロードされるのですが、24時間経過すると自動的に消去される様になっておりセキュリティー面においても十分な配慮がなされていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/viwoods/viwoods-aipaper-e-ink-tablet
この記事へのコメントはありません。