食洗機が便利な上に光熱費なども節約する事ができると知ってはいても、キッチンに設置場所がなかったり、賃貸物件に住んでいて水栓の工事をしたくても出来ないと言う様な方もおられます。
そこで最近増えているのがポータブル食洗機と言われるジャンルの食洗機で、食洗機の中に給水用のポンプを内蔵しそのポンプで水槽や鍋などにためた水を吸い上げながら食器を洗い、もともと食洗機は水をあまり消費しませので排水はバケツなどにためるか、そのままシンクなどに流せる様になっており、今回紹介する「LISSOME R1」もそんなポータブル食洗機の1つになります。
わずか15分で洗浄
今回紹介する「LISSOME R1」は、横280mm×縦502mm×奥行き507mmの正面から見るとスリムで横から見ると正方形な形状をした食洗機で、最大28個の食器類を一度に洗浄できるほか、直径30cmの大きなフライパンを洗浄するだけの庫内容量があります。
そしてこれまでに発売されているポータブル食洗機が外部の容器にためた水をホースで吸い上げる方式を取っているのに対して、この「LISSOME R1」には予め貯水用のタンクを持っているため、給水用のタンクを別途用意する必要がないだけでなく、液体洗剤用のタンクも備えており、洗剤は自動投入されますので、洗剤が少なすぎて汚れが完全に落ちなかったり、入れすぎて洗剤が残ってしまったりと言う様な事が起こりません。
そしてまたこの「LISSOME R1」には通常食洗機と言うのは底部の回転するノズルから噴水の様に噴射される水で食器を洗浄しますが、この「LISSOME R1」には更にプラスして側面に2本のスイングするノズルが設けてあり、下からと側面からのジェット水流によって汚れた食器を洗浄するため、その洗浄にかかる時間はわずか15分と、ビルトインの食洗機よりも早くなっていますし、食器以外にも野菜や果物を洗浄するモードなども設けてあり、流水で洗うよりもずっと少ない水で野菜や果物などを洗う事ができるため、経済的です。
蛇口から直接給水
次にこの「LISSOME R1」には貯水用のタンクがあり、そこから給水すると書きましたが、もう1つ蛇口から直接給水すると言った方法も用意されているのですが、付属のアダプタは蛇口の口のフィルターを外して蛇口の先端にネジ込む様になっていますので工事の必要性がないので、水栓工事が出来ない賃貸物件などにお住まいの方でも直接給水にする事でタンクに水を入れる手間を省く事が出来る様になっています。
また蛇口の先端に取り付けると言う事で一般的な給水用のホースではなく点滴用のチューブの様な細いチューブが使われていますので、蛇口を回したりするのに邪魔になると言う様な事がない様にもなっています。
紫外線とプラズマで殺菌
そしてこのポータブル食洗機「LISSOME R1」では、80℃のお湯で洗浄し濯いだ後に50℃の温風で食器を乾燥させるのですが、乾燥後に更に紫外線とプラズマによる殺菌を行う事でお皿だけでなく庫内も清潔に保つと言った機能が備わっており、この殺菌機能は24時間ごとに最大7日間行う様になっていますので、これから旅行に出かけると言った直前にセットした食器なども7日以内の旅行でしたらずっと清潔に維持してくれます。
そしてこの「LISSOME R1」には「LISSOME R1 Lite」と言う洗浄モードが少なく、脱水用のポンプが1つしかないと言った安価版もラインアップされていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/lissome-r1/lissome-r1-mini-but-powerful-portable-dishwasher
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