世の中にはたくさんのマルチツールと呼ばれるジャンルの道具と言うか工具がたくさんありますが、購入する際に気を付けなければいけないのはそのマルチツールに搭載された各種ツールが実際に自分の生活の中で使うものであるかどうかを判断する事で、買って2〜3回使ってはみたものの、殆どの機能が自分の生活の中では役に立たないもので最終的にはデスクの引き出しの奥に眠ってしまっていると言う事になりかねません。
特にマルチツールに搭載される機能で使わないのがプレイバーで、プレイバーはペール缶の蓋を開けたり、缶のプルトップを開けたりする際に使用する道具なのですが、ペール缶なんてペンキやオイルを常に使う様な仕事の方しか使いませんし、プルトップもネイルをしてたり、つけ爪をしていて爪が使えないと言う様な方しか必要ありませんし、その前に缶飲料よりもペットボトルの方をよく購入されるでしょうから、結局必要なくなって来たりします。
そこで今回は、書く、切る、測る、回すと言った4つの機能を持つペン型のマルチツール「Ti-ONE」をご紹介致します。
書く
ではまず最初に”書く”機能から紹介致しますが、この「Ti-ONE」にはメタルペンと言って黒鉛と金属粉から作られた簡単に言えば芯がとっても硬いペンが付属しており、もちろん鉛筆と同じ様に書く事は出来ますが、鉛筆の様にはなかなか芯が減らずこの「Ti-ONE」で使われているメタルペンでは最大10kmも書く事ができます。
しかもメタルペンは性質的には鉛筆と同じですので消しゴムで消す事ができますし、強く押しつけて擦らないと書く事はできませんので、そのままバッグなどに入れて持ち歩いたとしてもバッグが黒く汚れたりと言った事はほぼなく扱い易いですし、もちろん芯が折れたりと言った事もありません。
そしてこの「Ti-ONE」には黒色のメタルペンチップが付属して来るのですが、その他に赤、緑、青、グレー、茶など全11種類のカラーメタルペンチップがオプションで用意されていると言うのも魅力的なポイントですし、柄の部分には8cm分の目盛が刻まれており、定規としても使えます。
切る
次にメタルペンを取り付ける為のスクリューネジの反対側にはマグネットを埋め込んだビットホルダーが設けてあり、もちろんドライバービットを差し込んでこの「Ti-ONE」をドライバーとして使う事が出来るのですが、ビットの他に手術に使われるメス刃とも呼ばれている交換式のスカルプブレードホルダーが付属しており、スカルプブレードを取り付ける事で切ると言った作業をこの「Ti-ONE」で行う事が出来ます。
そしてもしスカルプブレードを取り付けた状態で持ち歩くと言った場合は先端を回転させビットホルダー側を柄の中に収納してしまえば刃で手を怪我したりと言う事を心配せずに持ち歩く事が出来ますし、付属の9種類のスカルプブレードでしたらどの刃も柄の中に収まりますので、どの刃をつけても持ち歩く事ができます。
回す
そしてこの「Ti-ONE」には標準で2種類のロングビットが付属しており、ドライバーとしても利用する事が出来る様になっているのですが、この「Ti-ONE」にはビットホルダーが2ヶ所設けてあり、中央のホルダーを使う事でT字型にドライバーを持つ事ができますので、ストレートに持つよりはより力を入れる事が出来ますので硬いネジなども外しやすくなります。
そしてまた先端にビットホルダーにビットをはめた場合ストレートのままではパワーが入りませんが可動式の柄の部分を90°倒してL型にし、倒した柄の部分を握って回す事でT型よりも更に力を込めて回す事ができますので、より硬いネジなども楽に回せます。
更にこの「Ti-ONE」ではロングビットが付属していますので、ちょっと深いネジ穴の奥にある様なネジも回しやすくなっているのですが、オプションで用意されている長い延長ロッドを使う事で本来なら別なに阻まれて回す事が困難な様なネジも延長ロッドによって簡単に回せたりと、ビットドライバーとしてだけ捉えたとしても非常に優秀ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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