細かなラテアートを成功させようとするとクリーミーなフォームミルク は欠かせませんし、クリーミーなフォームミルクを作ろうと思えば、丁寧にミルクに空気を混入させて泡立てる事が重要です。
もし泡立て具合が緩いとコーヒーやエスプレッソにフォームミルクを加えた時にフォームミルクを注ぐ勢いでコーヒーと対流が起こり、フォームミルクとコーヒーが混ざり合ってしまい、ラテアートで初心者が初めて挑戦するハートやリーフもしっかりと描けませんし、描けたとしてもカップに口をつけて一口飲んだらすぐに模様が崩れてしまいます。
そこで今回は素人でもしっかりとしたカップ1杯分のフォームミルクをたった20秒で作る事ができるミルクフォーマー「NanoFoamer」をご紹介致します。
スクリューとメッシュのハイブリットフォーマー
一般的なミルクフォーマーの場合、スクリュー式とメッシュ式の2つに分離されます。
スクリュー式はモーターによって円形状になったコイルを回してミルクを泡立てますので、あまり労力をかけずにミルクを泡だてる事ができる他、100円均一ショップなどでも売られていますのでスクリュータイプを使っておられる方が多いと思います。
ですがこのスクリュータイプはモーターの力でミルクを攪拌しますので数分でミルクを泡立てる事ができるのですが、ただかき混ぜているだけなので泡立ちはするけれども泡1つ1つが大きくすぐにコーヒーと混ざり合いますので、カプチーノには向いているのですがラテアート向きではありません。
一方、よく泡立てようと長く泡立て続けると今度は乳脂肪が塊バター化してしまってフォームミルクではなくなってしまいます。
一方メッシュタイプは、フレンチプレスの様な容器を使い、ミルクの入った容器の中を細かな目の網を上下させる事で空気を混入させて泡立てるので網目以下の大きさのきめ細かなしっかりとした泡を当てる事ができるのですが、手動で網を上下させないといけませんので、一人二人分程度なら良いのですが、たくさんの数をこなそうと思えばかなり大変です。
そこでこの「NanoFoamer」では回転するスクリューによってミルクを網目を通すと言う両者の良いとこ取りをしたミルクフォーマーで、電動でミルクを攪拌して網できめ細かな泡立てを行い、カップ1杯分のミルクでしたら何と20秒程度でしっかりとしたきめ細かなフォームミルクを作る事ができます。
2種類の網を使い分け
そしてこの「NanoFoamer」にはFineとSuperfineと言う2種類の網が付属しています。
FineはSuperfineよりも網目が大きく、カプチーノ向きのフォームミルクを作る事ができ、エスプレッソの注がれたカップに注ぎ込むだけでよく混ざり合うフォームミルクを作る事ができますし、Superfineはラテアート向きの細かなフォームミルクを作るのに適しています。
注ぎやすいミルクピッチャー
そしてこれからラテアートを始めるからには直火にもかける事ができるミルクピッチャーがオプションで追加する事もできますし、最初からセットになったバリエーションも用意されています。
このミルクピッチャーは液面が見やすい様に口が斜めにカットされてあり、細い線をフォームミルクで描く事ができる様に注ぎ口がシャープになっていて切れの良い注ぎ口になています。
また火に掛ける場合はガス火でもIHでもどちらでも使える様になっていますので便利です。
更にフォームミルクを作るのにて適しているミルクの温度は65℃前後ですので、それを非接触で計測する事のできる温度計もオプションで用意されていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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