研究室の予算が少なくて顕微鏡が研究室に数台しかなく論文を書くのにも大変な思いをしていませんか?特に観察と言うのは時間と根気の必要な作業です。ですが研究室に所属する学生や研究員の数が多ければ、顕微鏡を使っての観察もなかなか順番が回って来ず、論文の閉切りも近く観察がなかなか進んでいなければ焦りますよね。
かと言って高価な蛍光顕微鏡を買ってもらおうと思っても研究費は決まっていますから要望を出した所で何ともなりません。
ですがこの「µPeek」があれば数万円ですし、なおかつ標本をセットしたプレパラートさえあれば図書館でもどこでも観察できて論文を書くのも楽になりますし、野外でもその場ですぐに観察できますから観察効率も飛躍的に上がりますよ。
「µPeek」の特徴は何と言ってもスマートフォンのレンズを使って観察しそのまま画像を残せる事のみならず、その撮影手法の多彩さです。最近の顕微鏡はデジタルカメラやスマートフォン用のマウンタが用意されておりそれらマウンタを利用する事でデジタルカメラやスマートフォンを使って撮影する機能もありますが、顕微鏡の種類も数ない上に個人で買える値段の顕微鏡だと1種類の方法でしか観察する事ができませんが、この「µPeek」なら3種類の観察法で撮影できる画期的かつ扱いが簡単で安価な顕微鏡(アダプタ)です。
まずその3種類の撮影法ですが、1つは明視野観察です。これは標本の下から光を当ててレンズでその標本を観察します。学生時分に顕微鏡を使って葉っぱの葉脈やミジンコと言った微生物の観察を行ったと思いますが、その観察法が明視野観察です。下から光を当てていますので、レンズを通して見た画像が明るいですよね。
2つ目は暗視野観察です。これは斜めから光を標本に当てて散乱した光を観察します。この観察法を使うと斜めから光を当てているのでエッジ(縁や境目)がクッキリと浮き出ますので標本の形をハッキリと見たい時に使います。そしてエッジが光りを拡散してハッキリと見えているだけで見ている視野は暗いので暗視野観察と言います。
3つ目は蛍光観察です。これは特定の波長の光を標本に当てる事により、その標本や物質から出る蛍光を観察します。この「µPeek」では380nmの紫外線LEDを使って380nmの波長で蛍光する物質を観察します。
この3つの顕微鏡を揃えようと思うと金額もそうですが、置き場所にも困ります。ですがこの「µPeek」はクレジットカードサイズのアダプタですのでいつでもどこでも観察する事ができます。
さて使い方ですが、プレパラートを用意する所までは普通の顕微鏡観察と同じです。プレパラートをこの「µPeek」にセットし、スマートフォンのカメラのレンズ部分とこの「µPeek」の接眼レンズの位置を合わせて裏返して安定した机の上に置きます。後は、スマートフォンからこの「µPeek」のアプリーケーションを起動してBluetoothでこの「µPeek」と接続が完了したら観察開始です。
撮影モード(DF,BF,UV)をんだらディスプレイにプレパラートにセットした標本が見えます。選んだモードによって光る高原が変わり、DF,BFでは色温度5000K(ケルビン)の白色LEDで標本を照らし、UVでは380nmのUVで四方から照射すると共に自動的にUVフィルターがレンズ部分にセットされます。
そして位置はプレパラートをスライドさせる事により位置を変えます。倍率は画面のスライダーを動かす事により30倍~300倍の範囲でズームさせる事ができ、それにプラススマートフォンのズームも使えます。
連続観察時間は4時間で、microUSBで充電する様になっています。またIP65防水で水で丸洗いもできますので、標本で汚れても安心です。
また詳しい「µPeek」については下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/754265265/peek-the-professional-microscope-that-fits-in-your
また英語が苦手だったり、直接投資するには不安がある。輸送トラブルや届いた商品が破損していたり動かないんだけど、どうしたらいいのだろ?
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