昔、初めてラジコン買ってもらいそのラジコンに興味が湧き自作したいと言う気持ちになった事はありませんか?今では欲しいと思えば何でも手に入る時代で検索をかければ何でも出て来て買えます。ドローンも欲しいと思えば様々なタイプのものがあり、お金を出せばいくらでも手に入ります。ですが、こう言うものがあったらいいのにな、こう言うものがあれば便利なのにな、と思ってもそう言う機能がついていない事があります。ドローンだって飛ばす基幹部品はパーツで売っていますので、パーツを揃えてボディーフレームを自作すれば世界で1つのオリジナルなドローンだって作る事ができます。そう言う時に自作できる技術を身につけておく事は損にはなりません。
そんなハードとソフト、両方の基礎技術を教室等へわざわざ通わなくても、スマートフォンで操作できるラジコンを作りながら自学自習できる教材がこの「Thimble」です。
「Thimble」が届いてますする事は、スマートフォンやタブレットにアプリケーションをインストールする事です。そしてこのアプリケーションが先生になります。
そして「Thimble」には走行させるのに必要な部品がキットとなって届きますので、まずはモーターシールド(モーターを動かす為の基板)に部品を1つ1つ取り付けてハンダ付けをして行きモーターシールドを完成させます。ハンダと言ってもモータードライバ-ICやトランジスタや抵抗等は既に実装されていますので、実際にハンダ作業をするのはヘッダピン程度なので初心者でも難しくはありません。ハンダコテは付属しませんので、近くのホームセンター等で購入して用意しておきましょう。ハンダはヤニ入りの直径1mm程度の細いハンダの方が初心者はハンダはし易いです。
モータードライバ-が完成したら後は組立です。ベースの板にArduinoUNOボード(持っていればボードがついていないキットもあります)、電池ボックス、ギアボックス、タイヤをホットボンドで貼り付け、モーターシールドをArduinoUNOに差し込み、モーターと電池ボックスの配線をして最後にESP-8266のWiFi通信モジュールをモーターシールドに差し込めばハードウェアの組立作業は終わりです。
そしてスマートフォンと「Thimble」を接続できれば後は画面のキーを押して走らせるだけ!!
初めて自分で作ったものが実際にタブレットやスマートフォンを操作して動くのですからその感動と言ったら忘れられないでしょうね。
ここからは自分次第です。ハードルの第1歩は超えましたので、後は自分の興味と探求心でどんどん前へ進んでいけます。そのやり方はアプリケーションでも提供されますし、webを検索すればいくらでもその方法は見つける事ができます。そして赤外線センサーや超音波センサー、ラインセンサー等を使って障害物を避けながら進む自動走行できるロボットを作ったり、LEDを搭載してヘッドライトの様に点灯させたり、スピーカーを搭載してクラクションやサウンドを鳴らしたりと想像は膨らみますよね。もうこれは夢ではなく実際に努力すればできるのです。
そしてアプリケーション側ではそれら付け加えたセンサーをちゃんと活用できる様にボタンを追加したりできる拡張性も備えています。
その今持った興味をそのままにしておかないで、ちょっと一歩前へ前進させてみませんか?アプリケーションは全て英語ですが、英語の勉強にもなりますよ。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1891856541/thimble-learn-and-build-electronics-w-monthly-deli
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