小学校3年生の頃にモンシロチョウのオスのメスの見分け方で紫外線を使った見分け方を教わった記憶はありますか?
モンシロチョウはオスもメスも見た目は白っぽく、模様もオスとメスで特徴的な違いはありません。ではモンシロチョウはどうやってオスとメスを見分けているのかと言うと、モンシロチョウのオスの翅(はね)は紫外線を吸収し、メスの翅は反射してモンシロチョウの翅を紫外線を通すフィルターで撮影するとオスの翅は黒く、メスの翅は白く写ります。そうしてモンシロチョウの眼は紫外線に反応する様にできている為、この紫外線の吸収・反射でオスとメスを見分けています。
ではモンシロチョウはどうやって餌となる花の蜜(ミツ)を探しているのか?それも紫外線を利用しており、例えばタンポポの花は私達の目には黄色に見えますが、モンシロチョウには黄色ではなく白黒に見えており蜜は紫外線を吸収しますから蜜のある部分だけがモンシロチョウには黒く見えていますので、モンシロチョウは蜜を探す事ができるのです。これは他の花も同じで昆虫をキャリアとして受粉する花の蜜は昆虫の眼に紫外線を吸収して黒く見えているのです。
こう言う不思議な世界を捉えられたら素敵だと思いませんか?そう言う世界をスマートフォンや一眼レフで撮影できる様にするのがこのUVフラッシュライト「ReveaLED II UV Flash Light」です。
そして紫外線に反応するものは花の蜜以外にも身の回りにたくさんあります。よく知られているのがお札です。1万円札の印章に紫外線を当てるとオレンジに光りますし、蛍光ペンも紫外線が当たる事で光ります。
そして蛍光灯なども蛍光灯の中で紫外線を発生させて管の内部に塗られている蛍光塗料を発光させて光らせています。この様に回りに紫外線に反応して光るものはたくさんあるのです。
ですが紫外線に反応すると言っても紫外線全に反応するワケではなくCCDの感受性が高いのは波長370nm付近で、そこから外れると感受性が弱くなりいくら強力な紫外線を照射しても暗い写真になってしまいます。ですかららこの「ReveaLED II UV Flash Light」は370nmを中心とした紫外線を出すLEDを開発しそのLEDを内蔵しました。
さて「ReveaLED II UV Flash Light」はリチウムイオンバッテリーを内蔵しており2時間の連続照射、1000回のフラッシュが可能なフラッシュライトでスマートフォンと一眼レフ両方で使えるのが特徴です。スマートフォンは3.5mmイヤホンジャックに挿す事でシンクロ信号を3.5mmジャックから受信してフラッシュします。そして一眼レフはスタンド兼シューアダプターを使う事でカメラのシューに直接取り付ける事ができ、またシンクロケーブルで接続する事で、カメラのシャッターとシンクロして撮影する事が可能です。
またこの「ReveaLED II UV Flash Light」は紫外線の照射強度を3段階に変更する事ができますから、紫外線の強度によってどう画像が変化するのかを見るのも楽しいですよね。
ちなみに一眼レフではレンズそのものにUVカットコーティングされているものやフィルターがありますので必ずUVを透過するフィルターやレンズをご使用下さい。
その他詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/713513634/revealed-ii-night-vision-uv-flash-light-for-smartp
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