”忘れ物防止タグ”と言うカテゴリーの製品が登場してから5年程度経過し、製品数も多くなりバリエーションも増えて小型化更には多機能化しています。例えばタグの中に気象センサーを搭載して気温や湿度を計測できるものがあったり、加速度センサーやジャイロセンサーを搭載してよりタグそのものをリモコンにできる様な製品やより精密なトラッキングができる様な製品、そしてサイズは多少大きくなりますが、大音量のブザーやスピーカーを搭載して何かに埋もれていたりしても見つけ易くする製品と、そのバリエーションは豊富です。
ですがその多くはキーホルダーの様相をしており、キーチェーンやバッグと言ったものに取り付けるには邪魔になったりもしませんが、無くして一番困る財布に入れられるかと言うと、ガマ口の様な小銭入れならまだ可能ですが、長財布や二つ折り財布となると財布が膨らみすぎたり、飛び出たりして無理です。ですが家や車のキー、そしてバッグの次につけておきたいのが無くして困る財布です。そんな財布に限定した忘れ物防止タグがこの「LEIF」です。
この「LEIF」の特徴は何と言ってもそのサイズです。大きさはクレジットカードサイズ大で厚さも2mmと、クレジットカード2枚程度のサイズと財布に入れても全く問題のない大きさです。この大きさでいてバッテリー寿命は約1年と長寿命で更にはQiワイヤレス充電にも対応しており使い切りではありません。
そして何よりこの「LEIF」がイイのは曲げても大丈夫な所です。日本の男性の場合ズボンの後ろのポケットに財布を入れる方も多いのですが、後ろのポケットに財布を入れたまま座ると当然の事ながら財布も曲げられまい、そうすると硬いガラス基板であってもバリバリに割れてしまって使い物にならなくなりますが、この「LEIF」はフィルム基板を使う事で可撓性を持たせましたので、お尻のポケットに財布を入れてそのまま座っても全く問題ありません。
ただこの「LEIF」の欠点は言うなればその薄さを確保する為に忘れ物防止タグには必ず入っているブザーやスピーカーと言ったものが入っていません。ですからスマートフォンから「LEIF」を鳴らして場所を調べようと思っても無理です。
ですからこの「LEIF」と「LEIF」用のアプリケーションでは財布の中に入った状態でクッションの下であったりカバンの中に入っていたりしても正確に「LEIF」とBluetoothでペアリングしているスマートフォンとの距離を表示できるハードとアプリケーションを作り上げていますから、この「LEIF」では音の誘導はなくてもスマートフォンを持ってゆっくりと移動するだけで簡単に「LEIF」を入れた財布を見つける工夫がなされています。
また「LEIF」のアプリケーションにはBluetoothでペアリングされている最中は「LEIF」のGPSの位置情報を更新して最後にペアリングが切れる位置を記憶している機能も持っていますから、もし「LEIF」を入れた財布を忘れて通知に気付かなくても、どこに忘れたのかはしっかりとアプリケーションが監視してくれていますからご安心下さい。
また「LEIF」が登録しているスマートフォンから離れたり、近づいたりすると通知を出す機能もアプリケーションには備わっていますから泥棒対策にもなります。
ついつい財布を忘れて出かけてしまう様な方にはとても便利な製品ですよ。詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/banksgoods/l-e-i-f-make-any-wallet-a-smart-wallet
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