Newガジェット

横でも縦撮影でもどちらでも撮影可能なスマートフォン用ジンバル「Snoppa M1」

最近は子どもの運動会や学芸会でスマートフォンやタブレットを使用して撮影されている人の姿をよく見かけます。何と言っても常日頃使っているものですし、使った後にすぐにSNSやメールを使って写真をやりとりしたりするのも簡単ですからとても便利なのですが、運動会はまだ屋外で十分光りのある場所で撮影しますからそれ程気にはならないかもしれませんが、学芸会となると屋内でしかも観客席は真っ暗にしますから後で撮影した映像を見るとブレブレでしかもピンとが合っておらず後悔したって事があるかと思います。スマートフォンには手ぶれ補正がついている機種もありますが、手ぶれ補正をつけるとどうしてもレンズ回りのユニットが分厚くなりレンズ部分が出っ張ったりスマートフォン本体の厚みが増したりしますからなかなか手ぶれ補正がついている機種が少なく、またの手ぶれ補正もちゃんとしたビデオカメラの様な手ぶれ補正ではないのでどうしても最終的に見比べると、やっぱり型落ちのビデオカメラであってもビデオカメラで撮影しておけばよかったね、となります。

そう言う時にこの「Snoppa M1」の様に手ぶれを補正してくれるアダプターがあれば走って撮影してもすごく滑らかな、逆に滑らかさに違和感を感じるくらいの映像をスマートフォンで撮影する事ができます。


さてこのスマホ用ジンバル(スタビライザー)「Snoppa M1」の最大の特徴は横置きの他に縦置きでも撮影でき、しかもスマートフォンの画面をワンタッチする事で向きを90度自在に変える事ができる事です。スマートフォンと「Snoppa M1」はBluetoothでペアリングされており、撮影モードの変更やカメラの向きはスマートフォンに専用の撮影用アプリケーションをインストールする事で機能します。

さて「Snoppa M1」のハードスペックですが、連続稼働時間は4時間で可動範囲は上下100度に左右360度でスマートフォンはジンバルの先端にあるL字フックに引っ掛けるだけなので脱着も用意でスマートフォンの幅が50~82mmのスマートフォンを取り付ける事ができます。

さて、「Snoppa M1」に現在用意されているモードは

”Portrait Shooting Mode ”と言って横置きから縦置きに変えるモードです。通常動画撮影と言うとテレビで見る事を考えて横向きで撮影するのが普通ですが、場合によっては縦置きで撮影する場合もあるかもしれませんし、静止画であれば縦置きで撮影する事もありますから、このワンタッチで向きを変えられると言うのは手持ちで撮影しているのであれば何て事はありませんが、三脚に固定したり今回の様にジンバルに取り付けていると横向きから縦向きにすると言うのは一瞬ではできませんし、三脚であればネジを緩めてシューの方向を変えてまた固定したりジンバルであればジンバルそのものが縦方向では固定できなかったり、スマートフォンを90度倒して縦向きにすると機能しないものもありますから、スマートフォンを脱着せずに向きが変えられると言うこの機能は一番嬉しい機能ではないでしょうか?

また当然の事ながら手ぶれ補正も常にしてくれていますから、周囲が暗い状態での撮影でも画像がブレずに撮影できると言うメリットもあります。

そして次に用意されているモードは”Pan Track Mode”です。このモードは地面に対する地面の角度を一定に保つモードです。例えばパノラマ撮影を想像してみて下さい。手持ちでグルッと周囲を1周して撮影する時にスマートフォンが上下に傾くとその傾いた場所だけ景色が段差となってしまいますが、”Pan Track Mode”を使えばその向きを一定に固定できますからわざと手を上下させない限り地面とスマートフォンとの角度を一定に保ちつつ安定した映像を撮影する事ができます。

そして次の撮影モードは”Lock Mode”です。このモードは100%完璧にスマートフォンが向いている向きを「Snoppa M1」の可動範囲の間であれば一定方向に固定します。例えば雑踏の中でイベントの撮影をしたい時に人混みの押されてマトモに撮影できない様な状況の時に、舞台にロックオンさせておけば、少々人混みに押されようと舞台から画角が外れる事は絶対ありませんから、そう言う一方向を向いたまま絶対に画角を動かしたくないと言う様な撮影の時にこのモードはすごく便利です。

そして再度は”Omni Track”です。このモードは動きに合わせてゆっくりと追随して動くモードです。例えば激しく「Snoppa M1」を左右に振って撮影したりしてしまうと画面も踊ってしまい流れて何を撮影しているのかわからない様な動画ってありますよね。それに急激に激しく揺れる動画と言うのは乗り物酔いし易い人にとっては映像を見ただけで映像酔いしてしまいますし、それにとても映像が見辛いですからそれをゆっくりと激しく上下左右しない様にゆっくりと流れる様に角度を変えてくれるのがこの”Omni Track”です。

また「Snoppa M1」の専用アプリケーションにはパノラマ、タイムプラス、長時間露光撮影やホワイトバランス、ISO感度、露出、フォーカスを調整したりする手動撮影モードも搭載されていますから色々な撮影をする事ができる様になっています。

なお詳細な機能については下記URLをご覧ください

https://igg.me/at/snoppa/x/7929074

挟む場所がなくてもどこにでも貼りつく自撮りを助けるスマートフォンフォルダー「GekkoGum」前のページ

磁気浮上するターンテーブルを持ったレコードプレイヤー「MAG-LEV Audio」次のページ

関連記事

  1. Newガジェット

    ワイヤレス充電機能を搭載したThunderbolt 3に対応したUSB-Cマルチハブ「BIRDSTR…

    最近のノートPCは、USB-Aポートを備えたものが少なくなり、USB-…

  2. Newガジェット

    SwitchBotが考えた、モップがけまで同時にこなす、ほぼ手間いらずのロボット掃除機「Switch…

    ロボット掃除機は今ではLiDARセンサーやCCDカメラによって小さなお…

  3. Newガジェット

    ほんの1m離れるだけで全く聞こえない、超指向性3Dワイヤレス超音波スピーカー「Noveto Soun…

    みなさんは、音楽を聴いていたりゲームをしていたり、YouTubeやTi…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP