もうあと2ヶ月もするとインタフェースが全てUSB-C一色に変わってしまった”MacBook Pro”がリリースされてから1年が経過しようとしています。昨年冬に発売された後に今春にもマイナーチェンジした”MacBook Pro”がリリースされたおかげでUSB-C周りの周辺機器も十分とは言えないまでも充実して来ていますが、こと電源周りはと言うと純正の電源アダプタは15インチ用の87Wアダプタは税込み約9,500円もしますし、13インチ用の61W電源でも約8,000円もし、しかも割引はなし…..
一方サードパーティー製の電源事情はどうなっているかと言いますと、Anker社の”PowerPort+ 5 USB-C USB Power Delivery“か最近発売された”PowerPort Speed 1 PD30“となり前者は新型MacBook Proでは45W電源として認識され、後者は29W電源と認識されてどちらも使用しながらの充電に対応しているのですが、”PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery”はサイズが純正電源アダプタよりも大きく、しかもバッテリー容量が50%以下まで減っている時の充電スピードが明らかに力不足で急いで充電したいと言う時には役不足なのですが、5ポートもUSB出力端子がついているので、”MacBook Pro”と一緒にiPhoneやiPad等を同時に充電される方には電源アダプタが1つで済むと言うメリットがある上に、”iPad Pro”は”USB-C – Lightningケーブル”を持っていれば2時間半で100%フルに充電してくれますので捨てがたい存在です。そして後者はUSB-C出力が1ポートしかありませんが、100g程度しかありませんので純正のアダプタが300g前後あるのと比べると非常に軽く持ち運びの負担は少ないのですが、29W出力なので充電スピードが遅く”Mac Book Pro”を使いながらの充電となるとバッテリー残量数値の上昇は非常にゆっくりでこちらもストレスがたまります。
一方、この「Innergie 55cc」の最大出力は60Wなので”13インチMacBook Pro”でしたら純正の電源アダプタと差はありませんし、”15インチ MacBook Pro”でもストレスなく充電する事ができ、重さは90gと軽く大きさも3cm×3cm×6cmと掌に収まるコンパクトさなので、純正電源アダプタの代替品としての役割は十分過ぎるスペックと言えます。
では具体的に「Innergie 55cc」のスペックがどうなっているのかと言いますと、出力端子はUSB-C×1ポートで、USB-C Power Delivery対応で最大5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3Aでの出力が可能です。つまり新型”MacBook Pro”であれば20v/3Aで充電できれば最大60Wで充電できると言うわけです。
しかも持ち運ぶ時はコンセントの刃(電極・差し込み口)は折りたたみ式になっていて完全に直方体になりますので、コンセントの刃が邪魔になったり何かに刺さったり、”MacBook Pro”と一緒のケースに入れておいてケースが傷つくと言う事も心配しなくても大丈夫です。
またUSB-C→MicroUSB変換コネクタを使えば従来のAndroidスマートフォンやモバイルバッテリー、モバイルルーター等も充電可能ですので、これ1台あれば順番にしか充電できないと言うデメリットはありますが、充電機器を多数持ち歩くと言う手間は省けますし、”MacBook Pro”にUSB-Cマルチハブを接続して使えばAndroidスマートフォンやモバイルバッテリーやモバイルルーターを接続すれば一気に全て充電する事もできます。
更にこの「Innergie 55cc」には$20で追加すればラップトップコネクタと呼んでいる何とほぼ全てのノートPCを充電する事が可能なケーブルが付属しているのです。と言う事は何も”MacBook Pro”を使っていなくてもDELLやLenovoやSONYのノートPCを使っている方でも今使っている大きくて嵩張る電源アダプタからも開放されると言う事にもなるわけです。
またもう1つオプションとして$6で全世界、どの国に行っても使える薄型で携帯に便利なコンセントアダプタも用意されていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1503736866/innergie-55cc-the-smallest-power-adapter-for-every
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