”MacBook Pro Late 2016”が発売されてからもうすぐすると1年が経過しようとしており、もうそろそろUSB-Cケーブルをコネクタに抜き差しする事もみなさん慣れて来たのではいでしょうか?それでもあの”Mag Safe”の便利さから後退した感は否めませんし、あの便利さを取り戻そうと続々と登場しているUSB-Cのマグネットコネクタを使っておられると言う方もおられると思いますが、それでもコネクタを接続する(脱着する)と言う作業は永久的になくなるわけではなく、USB-Cコネクタから充電ケーブルがコンセントまで続いていると言う図式は変わりませんし、ちょっとケーブルを引っ掛けた時にMacBookそのものが床に落下する危険性が少なくなったと言うだけですが、もし今使っているMacBookを置くだけで充電してくれる、つまりiPhone8, 8+, Xの様にワイヤレス充電してくれる様になったらどんなに楽になるだろう?と思った事はありませんか?
それが現実のものとして実現させる事ができる唯一のデバイスがこの「MagC」になります。
ではどうやってこの「MagC」はワイヤレス化するのかが気になる所ですが、例えばMacBook Airの場合は5V2.4A(12W)以上の給電能力があれば充電できますのでワイヤレス充電の規格の1つであるAppleもiPhone8/8 Plus/Xで採用したQiの充電応力は現行は最大15Wになりますので、MacBook AirであればQiを採用してワイヤレス充電化しようと思えばできなくはありませんがが、MacBook Pro Late 2016の場合、最低でも45W出力の電源が必要なので電圧が5Vですと9A(アンペア)以上の電流を流す必要がありますし、20V電圧で約2.5A以上の電流を確保しなければ充電できませんし、現行のQi1.2規格では残念ながら対応できません。
そこでこの「MagC」ではどの様にしたのかと言いますと、MacBook ProのボトムカバーにQiワイヤレス給電用コイルをたくさん並べ、そして充電用の送電装置にも同じだけの送電コイルを並べたのです。つまりコイル1つあたり500mAしか流せないとしてもコイルを10個も設置すれば全部で5Aにもなりますので、MacBook Pro 2016 Late以降のMacBookでもワイヤレス化を行いそして充電できると言うわけなのです。
そんな「MagC」には、”Conserve”と”Surge”の2種類のバージョンが用意されており、”Conserve”は給電能力が低くまc使用時ならバッテリーが減らない様に給電する製品で、”Surge”はMac使用時でも充電できるタイプになります。
またこの「MagC」はQiワイヤレス充電規格を使用していますので、Qi対応になったiPhone8,8 Plus,Xももちろん充電する事ができる上に1度に複数のiPhone Xを充電できなど便利に使えるので、iPhone充電用に給電装置(チャージングパッド)が2枚セットになったものを選ぶのも良いかもしれませんよ。
なお、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/109657306/magc-wireless-macbook-charging
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