ポータブル電源、通称ポタ電ですが、ポタ電の特徴はUSB出力があるだけでなく、ACコンセントも備えている事で、最近ではノートPCでもUSB-C PDで充電すると言ったノートPCも増えて来ていますが、まだまだ専用のACアダプタを使って充電すると言ったノートPCも少なくない事から、そう言ったUSB-C PDで充電不可能なデバイスを充電する事が出来ますし、AC出力が大きなものは家電製品なども使える事から停電時の非常用電源として災害用に準備していると言う方も増えています。
そんなポタ電は非常にバリエーションが豊富で、基本的にバッテリー容量が増えるとポタ電の価格は上がり、合計出力容量が多くなれば多くなるほど価格は上乗せされて行きますので、結果的に大容量高出力なポータブル電源は20万円、30万円と非常に高価で、普通の方ではなかなか手の出る価格帯ではありませんが、それでも欲しいのは大容量高出力なポータブル電源です。
そこで今回は合計出力は800Wながらバッテリー容量が後から増やせたり、USB-Cポートが少なければ後から状況に応じて増やす事ができるポータブル電源「Origin800」をご紹介致します。
AC出力合計800W
今回紹介するポータブル電源「Origin800」は、バッテリーがモジュラー式の外付けになっている事から給電用の「Origin800」本体は非常にコンパクトに作られており、AC出力800Wクラスで比較すれば世界最小です。
しかもACコンセント2つで合計800W出力であると言うのが非常に絶妙な所で、800Wもあれば電子レンジが使えますし、電気ケトルや炊飯器なども使えますし、単純に電熱線に電気を流して発熱させ調理を行う様なホットプレートの様なものは使えませんが、たいていの調理器具は800Wもあればブレンダーやミキサーなども使えますので、キャンプやバーベキューなど電源の取れない場所で家電調理器具を使うと言ったシチュエーションで多いに役立ちます。
更にこのポタ電「Origin800」では、1個あたり86.4Wh(27,000mAh)のバッテリーモジュール積み上げてセットする事でバッテリー容量を増やす事ができるのですが、最低2個必要でその場合のバッテリー容量は460Whで最大5個のバッテリーモジュールを積み上げた場合は720Whまでバッテリー容量を柔軟に増やす事が可能です。
そして「Origin800」にはACコンセントの他に急速充電規格QuickCharge3.0に対応し最大18W出力可能なUSB-Aポートを2ポート備えているほか、USB-C PD3.0 100W出力ポートを2ポート備えています。
またこの他に最大130W出力のシガープラグとDC出力を備えている他、充電用としてコンセント入力、ソーラーパネル接続端子も備えており、”UPS Connect”ポートも備えており、停電時時に急に電源が落ちてしまうと非常に困るデスクトップPCの非常用電源としても利用する事が可能です。
Power StackとPower Dock
次に「Origin800」には積み上げてバッテリー容量を増やす事ができるバッテリーモジュールがある事はご紹介しましたが、バッテリーモジュールは2種類あり”Power Stack”には入力・出力を兼用したUSB-C PDで最大出力60WのUSB-Cポートが1ポート搭載されており、このバッテリーモジュールだけでもUSB-Cデバイスを充電する事が可能です。
そしてもう1つのバッテリモジュールの1番上に乗せる”Power Doc”は”Power Stack”よりもより多くのUSB-C PD60W入出力ポートを1ポート、USB-A 18W出力ポートを4ポート、更に”Power Doc”の上部にはワイヤレス充電用の送電コイルが内蔵されており最大10Wでワイヤレス充電が可能となっています。
モジュール式バッテリーならではの便利なオプション品
そしてこのポタ電「Origin800」にはモジュール式バッテリーを使ったオプション品がいくつか用意されており、その1つかマグカップや飲料缶、ペットボトルなどを直接冷やしたり、温めたりできる”Smart Cup Cooler”です。
”Smart Cup Cooler”は直接”Power Stack”に取り付ける事ができ、冷却モードでは何と0℃まで”Smart Cup Cooler”を冷却してドリンクを冷やす事ができるほか、温めるモードでは”Smart Cup Cooler”を60℃まで加熱してドリンクを温める事が出来ます。
また「Origin800」に用意されているもう1つのオプション”Lamp”は文字通りLEDランタンで、持ち手がついてますのでキャンプ場などで移動する際の明かりとして使える他、テーブルの中央に置いてテーブルを照らしたりと言った用途にも使えるほか、色を白色、昼白色、電球色と変えられますので作業をしたりムードを出したりとシチュエーションによって雰囲気も変える事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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