みなさんは”蒸留水”って単語を聞かれた事はありますでしょうか?これは”蒸留”と言って、一端液体を煮沸して空気中に放出された水蒸気を再び冷却して水を集める方法で、よくお酒の精製方法としても用いられます。
この”蒸留”の良い所は水蒸気にしてからその水蒸気を集めますので、浄水器のフィルターで漉してもなお水の中に残っている重金属やマイクロプラスチック、細菌類や汚染物質を99%除去する事ができますので、極端な話、汚水や泥水を使ったとしても蒸留の仕方によっては”臭い”が残ってしまいますが、十二分に飲めるレベルにまで綺麗に精製する事ができます。
そんな蒸留式のウォーターサーバー「Mitte」を今回はご紹介致します。
さて蒸留のメリットは前述した様に余分なものは全て除去できる所で、蒸留して作られた水は”純水”とも言える水に変身をしています。ですからこの「Mitte」で作られた水はH₂Oそのもので全く不純物を含まない為にミネラル分等も全く含んでいません。ですから赤ちゃん用のミルクを作る為の水として使うには最適な水と言え、水に含まれるミネラル成分等で赤ちゃんがお腹を壊したりと言う事がありませんし、お茶やコーヒーや紅茶を淹れる際にも不純物が含まれていないので水の味に邪魔をされて味が変わると言う様な事がありませんので、お茶の葉、コーヒー豆が持つ本来の味を楽しむ事ができます。
ですからこの「Mitte」ではできるだけ作った水に不純物を入れたくない為に「Mitte」そのもので冷却も加熱もする事ができ(5~92℃で設定可能)ますので、「Mitte」から出した水でそのままダイレクトにお茶やコーヒーを淹れる事ができる様になっています。
では一体どの様に蒸留水は作られるのかと言いますと、この「Mitte」では独自開発をした特許出願中の蒸留チャンバと呼ぶ装置でペルチェ素子で③のエパボレーターを加熱して水蒸気を作ります。その水蒸気は上部の傘の様になった金属のテッペンに集まる様になっており、そこで集められた水蒸気は①の筒を通って②へ導かれペルチェ素子で冷やされ水が回収されると言う具合です。
ですから水の精製能力は1時間あたり500mLで1日フルに作らせても12Lしかないのですが、飲料用や炊飯、煮炊きもの用として利用するなら十分な量は確保できています。
と言う様に「Mitte」はピュアな水を毎日せっせと休まず作ってくれるわけなのですが、不純物を全て取り除きますので本来水に含まれていたミネラルも全て除去してしまいますので、ミネラルだけは残したいと言う方もおられるでしょう。そう言う方の為にミネラルを添加するカートリッジが3種類用意されており、カルシウム、カリウム、マグネシウムを添加してPH7~7.5に保つ”balance”、”balance”に加えてマンガン,セレン,亜鉛…etcを更に加えてPH7~8に調整する”vitality”、そして更に抗酸化物質を加えてPH8.5~9と言う弱アルカリ性に調整する”alkaline”と言う3種類のカートリッジが用意されていますので、ミネラルが欲しいと言う方はこれらカートリッジを利用すると良いでしょう。
そしてメンテナンスですが、元々純水を精製していますので不純物が取り除かれておりタンクは外気と触れない様になっていますので細菌やバクテリアが繁殖する事もありませんのでタンクの掃除や、水を濾過していないのでフィルターの交換と言った作業は一切不要で、ただ必要なのは毎日、蒸留して出た重金属や汚れを含んだ水を捨てる事だけです。
と言う様にピュアな水を求めている方に「Mitte」はまさにピッタリな浄水器と言えますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/mitte-water/mitte-create-your-own-mineral-water-just-like-natu
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