食べ物の味って100%舌で感じているのではないって事をみなさんはご存じでしたか?
実は味のうち舌で感じているのは20%で残り80%は実は嗅覚、つまり鼻が大きな役割を果たしています。
更に言うと食べ物を口に運ぶ前に嗅ぐ”たち香(オルソネーザル)”、そして口の中に食べ物を入れ鼻腔から嗅覚に伝わる”あと香(レトロネーザル)”を総合的に感じて味と言うものは決まっています。
ですから鼻を摘まんで食べると食べ物の味を感じる事ができませんので、子どもが鼻を摘まんで嫌いなピーマンを食べると言うのは、あれは言うなれば嫌いな食べ物を何とかして食べようとする最良の手なのです。
また食品の中でもそう言う嗅覚によって味を錯覚させている食品は多く、例えば”粉わさび”は粉末の黄色のマスタードを緑に着色しているだけだったりしますし、味のする水も実は香料を水に少し混ぜてあるだけで、味がする様に誤魔化していたりするのです。
ですから香りを楽しむコーヒーなども実は注ぐグラスやカップによって味がこんなにも違うのかと言うくらい味が変わる飲み物で、今回はそんなコーヒーの香りをベストに楽しむ事ができるコーヒーグラス「KRUVE EQ」をご紹介致します。
ではまずこの「KRUVE EQ」は見てもらうと分かる通りガラス製で、しかも透けて見えるグラスの外側と内側とにかなりの厚みがあるのが見てわかると思います。
これは別に極厚の底を持っているグラスと言うのではなく2層構造になっているのです。
それはコーヒーも紅茶もそうですが、飲み頃温度60°〜70°と言う適温があり、70°を超えると人間の舌は熱く感じ、60°を下回ると緩く感じますので、いかにこの温度をキープするかが長く美味しく頂けるのかを左右するのですが、一般的に温度が下がるのを防ぐ他にコーヒーカップを温めてからコーヒーを入れて出します。
ですが部屋の温度が引くとどうしてもカップを温めたとしても飲み頃温度をキープするには限界がありますので、この「KRUVE EQ」では魔法瓶と同じ様に真空2層構造にする事でコーヒーが持つ熱を極力グラスに伝わらない様にして飲み頃温度を保つ工夫をしています。
更に見てもらうと縦に長いグラスと、横幅の広いグラスの2種類があるのに気付きます。
口が小さく縦に長いグラスは”INSPIRE”と呼んでおり、淹れ立ての味をできるだけ長くキープする様に考えられています。
そして口の広い方のグラスは空気との接触面積を増やしてコーヒーの酸化を促進し酸化による苦味や渋味を存分に味わえる様になっています。
ただどちらのグラスも口につけた時に鼻がグラスで包まれる様になっており、普通のマグカップの様には香りが外には逃げずに鼻腔に立ち上る香りがダイレクトに昇って行きますので今まで嗅いだ事のない量の香りで同じコーヒーでも全く別次元の味を楽しむ事ができる様になっています。
そして真空2層構造の口の狭いコーヒー・サーバーも同様に用意されていますので、サーバーとグラスを合わせて使う事で、同じコーヒー豆を使い今までと同じ淹れ方をしたとしても全く別次元の味を味わえるのは間違いありませんので、新たな味を追求されたいと言う方、興味を持たれた方は是非下記URLで詳細をご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/kruve/kruve-eq-game-changing-coffee-glassware
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