3Dプリンターにも様々な方式があり、一般的で安価なのはFDM方式と言ってフィラメントと言う樹脂のロープを溶かしながら造形して行く3Dプリンタです。
そしてパーソナルユースでFDM方式の次によく使われているのがSLA方式と言ってレジンと言う、紫外線で硬化するよくジュエリー等に使われる素材を使った3Dプリンターで、レーザーや光を制御してレジンを紫外線やレーザーで硬化させて造形して行きますのでフィギュアや機械モデルなど精密度を要求される造形に向いています。
ただパーソナルユースのSLAプリンタは造形に使われている部品が高く個人が購入できる値段となると、同じ価格ならFDM方式の1/2〜1/3程度の大きさのものしか造形できなかったのですが、今回ご紹介するLCD SLA方式の3Dプリンタ「Phrozen Transform」は何と29.2 x 16.5 x 40 cmと言う個人向けのSLA方式の3Dプリンタとしては驚異のサイズのものを造形する事ができるのです。
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その理由はLCDです。LCDとはみなさんが毎日見られているスマートフォンの画面と同じ液晶モニターの事で、この「Phrozen Transform」には13.3インチの大型ディスプレイと5.5インチのディスプレイを交換して造形する事ができます。
13.3インチと言うとこの前リリースになった12インチのPad Proとほぼ同じサイズと思ってもらえば大きさをイメージし易いでしょう。
なら何故今まで大型のLCDを使ったSLA方式の3Dプリンタがなかったのか?それは技術的な問題があります。
LCD SLA方式はレジンと言う液体を張った水槽にベッドと呼ばれる土台を沈め、LCDの画面をスルーしてレジンに照射される紫外線によってレジンが硬化し形作られて行きます。
ただ光は液体の中で乱反射しますので狙った場所のレジンだけではなくその周囲のレジンも半熟卵ではありませんがその様な感じで固まって行き、造形を続けて行くと造形物の形状によっては液体状の固まっていないレジンではなく、半分固まった様なレジンに紫外線が当たり、それが造形物にくっついて造形物を変形させて行き失敗する事があります。
その為にはレジンを攪拌しつつレジンの対流が収まった所でまたUVを照射してと言う造形を大きくなればなる程行って行かなければならず制御が非常に難しいのですが、この「Phrozen Transform」はそれをクリアして29.2 x 16.5 x 40 cmと造形サイズとXY解像度76μmを実現しています。
そしてまた5.5インチディスプレイ2枚とリプレイスできる様にした事で、この「Phrozen Transform」は一気に2つの造形物を作る事ができるのです!!
その際の造形サイズは12 x 6.8 x 40 cmになりますが、立った姿のフィギュアやロボットなら造形するのにピッタリですし、何より同時に2個の造形が可能なのでSLA方式のプリンタでは無理だと諦めていた大量増産だって可能に!!
LCDを流用した事でレーザーを使っていた頃に比べて遙かにスピードアップしたとは言え、いかんせん造形スピードの遅いSLA方式ですから、フィギュア等をたくさん作りたいと言う方にはまさに待ち望んでいた3Dプリンタなのではないでしょうか?
なお詳細についてご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/phrozenmake/phrozen-transform-the-lcd-3d-printer-that-lets-you
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