最近ちょくちょく、お風呂やトイレの掃除様のブラシでグラスを当たったりする清掃員の姿や、しっかりと部屋の清掃が行き届いているのかをチェックするテレビ番組や動画がネットで流れているのを目にする事がありますが、あぁ言う状況を見ると、今度止まるホテルの部屋は大丈夫かしら?コップはビニール袋に入れているけれどもちゃんと洗ってあるのかしら?なんて不安に駆られます。
でもシーツなどはハッキリとしたシミでもついていなければ、交換したのかしていないのかなんて事は分かりませんし、コップだって使ったバスタオルやフェイスタイルで拭き上げて、ビニール袋を被せておけば全く見分けはつきません。
そこで、今回はそう言う汚れを浮かび上がらせる事のできるブラックライト(UVライト)「ReveaLED UV Flashlight」をご紹介致します。
汚れは紫外線を当てると何故光る?
まず紫外線を当てると何故汚れは浮かび上がるのでしょうか?
それは別に汚れが紫外線を反射して光っているのではなく、あれは汚れに含まれる油分が紫外線を吸収する性質があり、紫外線のエネルギーを吸収する事で
励起状態となり熱や振動、そして光として吸収した紫外線のエネルギーを放出する事で汚れは光るのです。
そしてまた、バクテリアやカビ等の真菌類も紫外線を吸収して発光する性質がありますので、シーツについた皮脂やコップに残ったバクテリア等を光らせてチェックするのには紫外線が適しているのです。
LEDなのに365〜385nmと幅広い波長の紫外線が放出可能!!
普通、LEDと言うと出力できる波長と言うのは使用している材料やその材料の配分で決まり単一波長の光しか出す事はできません。
現に紫外線LEDでは365nm、370nm、375nm、380nm、395nmと言う5種類の波長を出す事が可能な紫外線LEDは市販されていますが、これら全ての波長をカバーできるLEDは市販化されていません。
ですから例えば油は365nmの紫外線に反応し、あるバクテリアは375nmの紫外線に反応したとすると365nmの紫外線では残ったバクテリアを浮かび上がらせる事は不可能と言う事になります。
そこでこの「ReveaLED UV Flashlight」は、複数の素材を使う事で何と365nm〜385nmの間の紫外線を照射できるLEDを独自に作り様々な汚れを浮かび上がらせる事に成功したのです。
照明としても使用可能
そしてこの「ReveaLED UV Flashlight」には独自に開発した紫外線LEDの他に白色LEDも内臓し、懐中電灯の様にハンディーLEDライトとしても使用できる様になっていますので、暗い場所で捜し物をしたり、暗い夜道を照らし出したりと言う時にとても便利ですし、クリップがついているのでスマートフォンの撮影用補助照明として利用する事も可能です。
また連続点灯時間も2時間とかなり長く実用性は十分です。
ちなみにこの「ReveaLED UV Flashlight」をUVレジンの硬化に使えないかと考えられた方、レジンを硬化させる程の出力はない様に見えますので、それはレジン硬化用の専用LEDを使われた方が良いでしょう。
なお詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1070855717/multiwavelength-uv-flashight-for-travelers-and-pho
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