最近はヘッドアップディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイと言うとVRゴーグルを連想するのが普通ですが、20年ほど前にヘッドアップディスプレイ、ヘッドマンとディスプレイと言うと映像を見る為のAV機器で、SONYを始めとするAV機器メーカーが何種類か発売しており、今でもモデルチェンジを繰り返しながら市販されています。
このヘッドマウントディスプレイが生まれたきっかけは、自宅の構造上ホームシアター等を家の中に作る事ができないと言う方に、いかに大画面で迫力のある映像を楽しんで頂けるのかと言うコンセプトのものに出来上がった製品で、当時は1m先、2m先に100インチクラスのスクリーンが投影されている様な映像を映し出されるのが売りでした。
それが今の製品では仮想画面サイズは500インチクラスとなり、コントラストも非常に高くなり20年前の製品と比べるとVGAサイズからハイビジョンクラスにまで画質は良くなっています。
ですが今回紹介するヘッドアップディスプレイ「LUCI immers」は最大仮想画面サイズは1023インチ(約26m)と映画館並のスクリーンサイズで迫力ある映像を提供するだけでなく、100k:1と言うコントラスト比でヘッドアップディスプレイながら4Kのクラスの液晶テレビを鑑賞しているかの様な錯覚に陥らせる非常に高精細な映像を楽しむ事ができます。
0.7インチOLED 3147ppi
ではどうしてこの「LUCI immers」はそんなに高精細、4K画質なのかと言いますと解像度3174ppiと言うとんでもない高精細な0.7インチOLED(有機EL)ディスプレイを内蔵しているからです。
この3174ppiがどれくらい高精細なのかと言いますとiPhone XS MAXの解像度は458ppiですので、その約7倍と言う事になり、ちょっと想像はつかないと思いますが、今のiPhone XS MAXの画面を7倍(今現在の画素を1/7にまで小さくすると言う事です)にしており、それが目の前にありコントラスト比100k:1で映像を表示するのですから、どれくらい高精細なのか少しくらいは想像できるでしょう。
専用アプリで豊富なコンテンツを再生
次に「LUCI immers」の映像再生はPCないしスマートフォンとUSB-Cケーブルで接続してのアプリでの再生が可能で、その場合は普通の2D映像の他に3D映像の再生、360°パノラマ映像の再生なども対応しており、モーショントラッキングセンサーによって視線の方向を追尾して映像をスムーズに動かす事ができます。そして映像に関しては4K映像の他に8K映像の再生にも対応しています。
またBlu-rayプレイヤーもHDMI→USB-Cの変換ケーブルを使う事で再生は可能で、その他にUSB-Cを備えたNintendo SwithやPS4と言ったゲーム機でも大画面の迫力ある映像でプレイする事が可能です。
更にヘッドアップディスプレイの場合、左右で視力が違う方や近視の方でメガネを着用している方にはヘッドマウンドディスプレイとメガネが干渉してメガネを装着した状態ではヘッドマウンドディスプレイが装着できないものが多かったのですが、この「LUCI immers」はそう言う事はなくメガネをかけた状態でも装着できる様になっていますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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