Qiワイヤレス充電がスマートフォンに搭載されるまではマグネットコネクタやマグネットケーブルと呼ばれる、磁力で脱着できるスマートフォン用の充電ケーブルがとても人気でした。
その理由はコネクタを挿さなくて良いと言う事にあります。近づけるだけでお互いが磁力で引き合い合体し、充電を行ってくれるマグネットコネクタは、ケーブルを引っ掛けた際等にもコネクタだけが外れてスマートフォン本体は投げ飛ばされずに済むと言う利点も合わせて持っていました。
ただ唯一難点はコネクタの品質によってはすぐに充電されなくなってしまう、コネクタ部分の発熱が激しくてコネクタ部分の樹脂部品が溶けるものがある事です。
この原因の多くはコネクタ部分の接続不良です。
それは磁力でコネクタ同士は引き合い、そして端子が接触していますので、磁力が弱いと先端が丸くなった端子の接触面積が少なかったり、振動等で接触したりしなかったりする事で端子間でスパーク(火花)が発生して端子表面を酸化させてカーボンを付着させます。
そうするとそのカーボンが電気抵抗となり電流が流れ辛くなるだけでなく発熱の原因ともなり、コネクタそのものの寿命を縮めるだけでなくスマートフォンの充電がなかなか出来なかったりと言った事に繋がります。
そこで今回紹介するのが「UNO」と言うマグネットケーブルです。
N52グレードネオジウム磁石×2
さてこのマグネットケーブル「UNO」の1番のウリは、N52グレードのネオジウム磁石をコネクタの接触面の左右にそれぞれ1つずつ埋め込まれていると言う事です。
これにより何が起こるのかと言いますと左右のネオジウム磁石が相手のコネクタを左右同じ力で磁力で引き合う事で、5つの金メッキされたコネクタ端子は同じ圧力で相手の端子に接触しますので前述した様な接触不良によってスパークが発生したりカーボンの付着により発熱が起こったりと言う事がありません。
その証拠にこの「UNO」に内蔵されたネオジウム磁石の吸着力は約437gのiPad Airを持ち上げて左右に揺すっても絶対外れない程の吸引力を持っています。
USB-C対応電源で爆速充電
そしてこの「UNO」はUSB電源への接続端子を従来ずっと使われて来たUSB-A端子からUSB-C端子へステップアップさせた事で、Apple Fast ChargeそしてQC2.0〜QC4.0までのクアルコムの充電規格に対応させた事で今までなら最大2.4Aしか流せずAndroid端末等は最大21.6Wでしか充電できなかったものが、最大で9V/3Aまで流せますので最大で27Wで急速充電できる様になっています(Lightningコネクタを使用したiPhone等は18Wが最大)。
またこの「UNO」はUSB2.0 480Mbpsまでのデータ通信にも対応していますので、PCとの間でデータのやり取りをするのにも楽です。
10年保証は自信の表れ
そしてこのマグネットケーブル「UNO」を紹介する上で忘れてはならないのは10年保証を謳っている点です。
これはケーブルに対しての絶対的な自信を持っているからこそ言える事で、使う方も安心して使えます。
そんな「UNO」は標準で1.5mのケーブルが1本とUSB-C、microUSB、Lightningチップのうちからどれか1つが付属していますが、オプションでチップは1つ$5、2.5mのケーブルは$15で追加可能ですので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
なおこの「UNO」ではMacBook Pro等のUSB-C PDに対応したパソコン等は充電できませんのでご注意下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/asaptechnologies/uno-cross-device-usb-type-c-magnetic-cable
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