みなさんは映画館やテーマパークで4Dを体感された事はありますか?
3Dは映像が飛び出て来て立体に見えるものですが、4Dはそれに加えて映像に合わせてシートが動いたり(東京ディズニーランドにあるスターウォーズの様な)、風が吹いて来たり、匂いがしたり、熱さ寒さを感じたり、水しぶきが飛んで来たりと、ちょうどUSJにある”シュレック 4−D アドベンチャー”の様なものを想像してもられば理解し易いのではないでしょうか?
そこで今回はVRヘッドマウントディスプレイに取り付けるだけで、視覚だけでなく嗅覚・触覚共にバーチャルリアリティーを感じ取る事ができるアダプタ「Feelreal」をご紹介致します。
9種類のアロマで255種類の匂いを作り出す
この「Feelreal」の1番注目する機能は何と言っても”匂い”です!!
プリンターのインクの様にたった4〜6色のインクで6万色もの色を出せる様に匂いもいくつかのベースとなる匂いのエッセンス(アロマ)を混ぜる事で様々な匂いを作り出すデバイスは既に十数年ほど前から存在し別段珍しいものではないのですが、まだまだ研究レベルで市販化されているものはなく、それをVRデバイスと組み合わせて映像にシンクロさせて匂いを出す事に成功したこの「Feelreal」の成果はかなりすごいものがあります。
更にこの「Feelreal」にはヒーターとファンが内蔵されており、温風と冷風を送り出す事ができますので、炎の映像に合わせて温感を感じたり、吹雪の映像で冷感を感じたりする事もできる様になっています。
また水上を水上バイクで走行している時に水しぶきを浴びる様な映像の時もシンクロして水が噴き出してリアルに濡れる事ができますし、何か頭や顔に当たったなんて時はハプティックモーターが振動して触感も味わう事ができるのですから、そのリアルさは120%以上です。
対応デバイス
そしてこの素晴らしい4D化アダプタ「Feelreal」を装着できるVRヘッドマウントディスプレイは現在のところ5機種。
Oculus Rift, Oculus Go, Samsung Gear VR, HTC View, Sony PlayStation VRと言ったメジャーなVRヘッドマウントディスプレイに装着できる様になっており、アダプタによって脱着できますので、4Dを楽しみたい時だけ装着する事ができますので、普段VRゲームをプレイしている時には普段通りゲームを楽しむ事もできます。
自分でカスタマイズすればどんな作品も4Dに
さてハードがどの様なものか分かった所で次に気になるのはソフトの方です。
人気のあるメジャーなVRディスプレイ対応のFPSゲーム等は順に対応するでしょうが、映像となると話は別です。
特に毎日アップロードさせるYouTubeVRの映像をリアルタイムに順次「Feelreal」に対応させると言うのはある意味不可能です。
ですからこの「Feelreal」は専用の”Feelreal Video Editor ”アプリケーションを使い映像に合わせて自分自身でこの場面で風を出すのか、匂いを放出するのか、自分自身で編集して行く事ができますので、お気に入りの映像を自分なりにVR編集して友人に自慢すると言う事もイキナリできる事ができるのが、この「Feelreal」のメリットもでもありますので、詳細についてご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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