ハンモックと言えば木と木の間に引っ掛けて、木々の間から差し込む木漏れ日を浴びながらユラユラと揺れつつ本を読みふけりながら、時折襲われる眠気に逆らうことなく身を任せてそっと目を閉じて優雅な一時を過ごすと言ったイメージがありますが、最近は休憩する為のガジェットとしてでなく、寝る為のテントとしても注目を集めています。
そんなテントの役割を持ったハンモックの利点は使った後の道具の手入れが殆ど不要な点です。さすがに雨に降られると乾かしたりしなければなりませんが、テントの様に地面からの湿気で底が湿ったり、雨上がりの地面の上に建てて濡れたりすると言う事がなく手入れがほぼ不要と言うメリットがあります。
更にハンモックは地面から高い位置に設営しますのでテントの様に夏は地面が吸収した熱でテントの中が熱せられて暑いと言う事はなく、逆に風がハンモックの回りを吹き抜けて行きますので、夏でも涼しく快適に過ごす事ができますし、冬は冬で地面からの放射冷却で保温性の高い寝袋に入っているにも関わらず地面からの冷気が寝袋の中まで伝わって来て寒すぎて寝られないと言う事もありませんので、テントよりもとても快適に過ごす事ができます。
そして今回紹介しますハンモックテント「TAMMOCK」は、自立する事でどの様な場所でも使えるハンモックテントになります。
自立するメリット
ハンモックは木に引っ掛けて吊るものですので、ハンモックテントと言えど引っ掛ける為の、引っ掛けても折れて倒れない木が周囲にある必要がありますので、山や川ですと周囲に林や森がある様な場所、海辺でしたら防風林がある様な特定された場所でなければ使えません。
一方、ハンモックを吊る為の組み立て式のフレームが付属している様な今回紹介しているハンモックテント「TAMMOCK」は引っ掛ける為の木や柱と言ったものが不要ですので、どこででも設置可能で、芝生が広がる公園やビーチ、河原と言った場所でも設営する事ができます。
開放感ある室内空間
そしてこのハンモックテント「TAMMOCK」の一番の特徴は広い室内空間です。
今主流と言いますか、多くのハンモックテントはハンモックの上に風雨を避ける為の屋根を被せただけのものが多いので、室内空間がとても狭いのです。
ただ室内空間が狭い事で冬場は暖まりやすいと言うメリットはあるのですが、中にはその狭い空間が耐えられないと言う方もおられるはず。
そう言う方にこの「TAMMOCK」はテントの中にハンモックを張っている様な状態になるので、周囲空間がとても広く開放感があるだけでなく、大切な荷物をテントの中に全て入れておく事ができる為に、夜間に野生の動物に荷物を持って行かれたりと言う事も避ける事ができます。
そんな「TAMMOCK」の重さはフレームも合わせて約9kgと軽く作られていますので、泊まりのあるトレッキング等に持って行くのにも良さそうですので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/litoutdoors/meet-the-tammock
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