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20年以上備蓄可能な災害時に備えておくととても便利な水で発電する電池「JAW BATTERY」

みなさんは水で発電できる電池があるのはご存じですか?
通称”水電池”と呼ばれているのですが、この電池は水を電池に注入する事で発電し、電圧1.5Vと言う乾電池と同じ電圧を発生する事のできる電池なのですが、パッケージい入った状態で水を注入しなければ、20年は発電能力は変わらず備蓄できるので、災害時用の電池として売られています。

またこの水電池の良い所は水は水分でよければ何でも良く、水ではなくジュースでも泥水でも尿でも、とりあえず水分であれば何でも発電できると言うメリットがあります。

そんな水電池の1つである「JAW BATTERY」を今回はご紹介させて頂くのですが、単3電池は既に製品化の準備が整い、単4が準備中で、四角い9V電池が最終テスト段階にある電池です。

20年以上持つ秘密は電解液

電池はマンガン電池もアルカリ乾電池もプラス極に二酸化マンガンと黒鉛の混合物を使用し、マイナス極に亜鉛が用いられ電池の中を電解液(アルカリ乾電池は水酸化カリウムを含んだ電解液)で満たす事で、乾電池内部で化学反応が起きて電池は発電します。
ただ乾電池は使用しなくても内部で化学反応は起きており、その化学変化によってケースが腐食して液漏れを起こしたりする原因となりますので、全く使用していない電池でも一般的には5年、使用期限の長いもので10年程度になります。

ではこの水電池は何故20年以上も使えるのか?それは内部に電解液がない為に化学反応が起こっていないからなのです。
逆に言えば自然放電しないので、その全てが経過年数に関係なく最大限発電でき、この「JAW BATTERY」は最大2,300mAhと大容量です。

キャップを捻って水に浸けるだけで発電

そしてこの「JAW BATTERY」の便利な所は水を注入する工具が不要な所です。
水電池の1つである”NOPOPO”はスポイトを使って水を乾電池に注入しなければならず、スポイトの様な先の細い管がないと水を注入する事ができませんが、この「JAW BATTERY」はマイナス極を回すと水の注入口が現れ、水を入れた容器に浸ける事で自然と水を吸収して発電しますので、水を注入する為の特別な工具は不要な上、スクリューキャップがある事で湿気の流入を防ぎ発電させませんので、パッケージから出しておいても20年以上変わらない発電能力を保持できるのがまた魅力的です。
そして1回水を注入すれば終わりではなく、電極に用いられいるマグネシウムがなくなるまで発電は可能ですので、電池が使えなくなったと思っても再度、水を吸わせて再び発電しないか確認してみて下さい。

そしてこの「JAW BATTERY」は1,2本を何かの時の為にバッグに入れて持ち歩くと言う使い方もできますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/yeongliang/jaw-battery-just-add-water-reliable-emergency-powe

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